8月1日の日経平均株価は、大幅下落となりました。前日の日銀金融政策決定会合の結果を受けて、その後の外国為替市場において円高・米ドル安が加速。こうしたなか、円安による利益拡大期待がしぼんだ輸出関連株に売りが集中しました。日経平均株価は一時前日比1,300円超下落するなど終日軟調で、前日比975.49円安の38,126.33円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが20銘柄、値下がりが205銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、信越化学工業〈4063〉、トヨタ自動車〈7203〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、TOTO〈5332〉、日立製作所〈6501〉、ソシオネクスト〈6526〉、ニトリ〈9843〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は25億7,100万株、売買代金は6兆0,831.75億円となり、前日と比べて増加。
業種別では上昇した業界はなく、不動産業、輸送用機器械、保険業、その他金融業、建設業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がエンプラス〈6961〉で+1,500円(+19.61%)の9,150円、2位がアドバンテスト〈6857〉で+834円(+13.83%)の6,863円、3位が住友ファーマ〈4506〉で+55円(+13.16%)の473円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が山崎製パン〈2212〉で-675円(-18.15%)の3,044円、2位がジャパンインベストメントアドバイザー〈7172〉で-255円(-17.29%)の1,220円、3位がデジタルアーツ〈2326〉で-700円(-14.69%)の4,065円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは40銘柄、年初来安値を更新したのは124銘柄でした。
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