日本人がとらわれている「強烈な固定観念」
「あ、これで良かったんだ」「こんなことでも生きていけるのか」「もう怖いものがなくなった」「人生、捨てたもんじゃないとわかった」……。
ワーホリで、あるいはワーホリを終えてオーストラリアで過ごしている人たちへのインタビューを通して、こんな声が次々に聞こえてきた。日本で暮らしていると、知らず知らずの間に、「これこれはこういうもの」「こうしなければ生きていけない」「これしか答えはない」といった思いにとらわれがちだ。
しかし、海外に踏み出してみると、そんな「日本の常識」は単なる思い込みだったことに気づけるようである。実は人生にはいろんな可能性があり、いろんなポテンシャルがあり、いろんなチャレンジが可能だということだ。
こんな話を、ワーホリで入国した若者を業務委託のITエンジニアとして採用している会社「Sazae」の代表である溝尻歩さんとしていて、強烈に印象に残った一言がある。
「人生、素晴らしいのにね」
オーストラリア人の妻を持つ溝尻さんにも、海外で長く暮らすようになって、「ブレイクスルー」の瞬間があったという。
「日本人の感覚からは、大きく完全に外れていきましたよね。だってまわりはみんな、希望を持ってチャレンジしていくんですよ。そのほうが楽しくないですか。一生懸命、今の生活を守ろうとしてチャレンジをしないなんて、もったいない。だって、いろんなことができる可能性が、実際にあるわけですから」
溝尻さんの会社で働くMさんもこう語っていた。
「幸せな人生はこういうもの、という固定観念が日本人には強烈にあるような気がしていて。でも、オーストラリアに来てみてわかったのは、そんなことは誰も気にしていないということです。だって、幸せは人それぞれでしょ、と。好きな道を行けばいい、とあっさり言われます。それがお前の幸せだろう、と」
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