前回は、情報サイトが未発達なフィリピンでの不動産の客付け方法について説明しました。今回は、フィリピン不動産投資で「利回り10%以上」を実現する方法について見ていきます。
日本で「都内」の物件を購入するのは難しいが…
フィリピン不動産投資における利回りは、7~8%程度が一般的ターゲットです。
GlobalPropertyGuide(海外不動産ガイド)という機関の発表による「世界の主要都市の利回りランキング」を見ると、フィリピン不動産の〝高利回りぶり〟は際立っています。
現在、日本国内では、利回り8~10%の一棟マンション・アパートを購入する手法が人気を集めています。
サラリーマン投資家が購入できる物件価格帯からすると、よくて都内の市部、千葉・埼玉・神奈川の3県。都内で購入することが難しいため、札幌・名古屋・福岡といった地方の主要都市で購入する投資家も多くいます。
フィリピン不動産では、日本でいう銀座・六本木という一等地のコンドミニアムを利回り7~8%で購入できるため、かなり割安です。
収益性が高いといわれる「ホテルコンド」とは?
さらに、利回り10%以上で運営する方法もあります。私たちが今手がけているのは、観光客などに1日単位で部屋貸しをするホテルコンドミニアムを始め、私たちが開催する視察ツアーでフィリピンに来られるお客様へ貸すことです。普通賃貸で貸すことに比べて収益性が高いのが特徴です。
ホテルコンドの基準となる利回りは、年貸し(1年契約)で6~8%。日貸し(一泊)ならば、月の半分を埋めると想定して、利回り12~13%はほしいところです。
もちろん稼働日数が多ければ多いほど収益が上がりますが、現実的には清掃日などが必要となるので、ホテルのような体制で毎日稼働することができません。そのため月の半分を稼働させるのが指標となります。
GSR株式会社 会長
zukky PTE CEO
Gate of Assets Fundation director
一般社団法人フィリピンアセットコンサルティング 主席コンサルタント
1979年、愛知県生まれ。大原簿記専門学校卒業後、アパレル会社での勤務をへて、2000年、同業種で独立。同年自社ブランドを立ち上げ、卸、直営店舗を展開。その後、海外生産拠点を背景にOEM事業を開始。2005年にフィリピンに行き、1人のタクシードライバーに人生の生き方を考えさせられ、同地にて為替&アテンドビジネスをはじめ、もともとの事業を売却。その後、2007年にコンサル会社、2009年にPR会社を設立。2010年にフィリピンでオフショアのシステム会社が開発するフィリピン最大規模のITプラットフォーム事業へ投資。ハンズオンでビジネスの拡大の活動を続け数十の新規事業の立ち上げに貢献。2006年より子供たちの支援なども積極的に行いその功績により2022年にフランスの社会文化奨励勲章を受勲。
2014年にHallohallo Home incの事業構築サポートを行う中で、不動産売買仲介、管理、リーシング、内装、建築、ストリートチルドレン復学プログラム、人材派遣等、日本とフィリピンの双方にメリットのある事業が重要だと痛感する。フィリピン人や現地の弁護士、税理士、色々な人材に騙された事で自身で学びフィリピンでの成功パターンを習得したのだが、唯一不明だった現地の経済を動かす巨大財閥との付き合いにより、ほとんどの日本人の資産保全の思考が間違っていることに気が付く。2019年以降はシンガポールとフィリピン、アメリカ、イスラエル、フランスを中心に富裕層を対象にしたビジネスを構築。
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連載「フィリピン不動産投資」が資産形成に最適な5つの理由
ハロハロホーム マニラ本社
Director
ハロハロホームは、フィリピンのメトロマニラ首都圏のビジネス中心地マカティ市に本社を構え、フィリピン不動産投資や、フィリピンの土地販売を手がける企業。賃貸仲介サイトの運営、不動産管理、メンテナンス、内装、転売のサポートなど、購入・管理・売却まですべて対応できる強みを持つ。
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