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相続に関する相談は、弁護士、税理士、司法書士などが相談窓口となることが多いです。弁護士はドラマや漫画でも題材となるため、相談内容をイメージしやすいでしょう。税理士についても、相続税などの税金に関する相談ができると認識している方は多いでしょう。しかし、司法書士については、どのような仕事をしているのか、何を相談できるのか、はっきりイメージできない方もいるかもしれません。実際には、相談内容によっては弁護士や税理士ではなく、司法書士に相談した方が良いケースもあります。この記事では、東京司法書士会司法書士の寺島能史監修のもと、司法書士に相続について依頼できること、依頼できないこと、そして司法書士に相談すべきケースについて解説します。

相続相談で司法書士を選ぶポイント

司法書士に相談すると言っても、何処の事務所に相談すればいいか分からない、という方もいるかもしれません。

 

ここでは、司法書士を選ぶ際のポイントをご紹介します。

相談に対して真摯に対応してくれる

相談者の事情・希望をしっかりと聞き、専門的な内容も分かりやすい言葉で説明してくれる、相談者の目線に立った司法書士がおすすめです。

 

相談者の発言をさえぎり、難しい専門用語ばかりで自分の意見ばかり押し付ける司法書士では、その司法書士の意向で話が進み、相談者の希望が完全にかなえられない恐れがあります。

費用内訳の説明を丁寧にしてくれる

司法書士に報酬として支払う費用は、依頼先を選ぶに当たって重要な事項です。正式な依頼の前に明確な費用の見積もりを出してくれる司法書士を選びましょう。

 

相続登記などの手続きでは、必要書類を収集するための手数料が実費として発生します。あらかじめ見積もりを貰っておけば、事前の説明より高額の報酬になってしまった、といったトラブルを避けることができます。

相続に関する知識が豊富

相続の相談は、相続に関する知識・業務経験が豊富な司法書士がベストです。

 

上述の通り司法書士は多くの業務を扱うことができますが、基本的には自身の得意な分野に応じた業務を行うため、中には相続に関する業務の経験が不十分である司法書士もいます。

 

あらかじめ司法書士事務所のホームページを確認し、相続業務に関する口コミの有無など、実際に相続業務を数多く扱っていることを確認できる司法書士事務所を選びましょう。

 

 

東京司法書士会 司法書士

寺島 能史

 

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