依頼者の意見を聞いて完成させる
あなたは、これまで年賀状をつくったことはありますか?
だいたい次のような手順でつくりますよね。
(1)年賀状の素材本や年賀状サイトでフリーのデザインを選ぶ
(2)自宅のプリンターで印刷、もしくはネット印刷に頼む
これなら、やったことがあるので簡単でしょう。これを他人のためにすると「代理店の仕事」となります。
[実践例]
11月のある日、お母様があなたに「年賀状つくってよ」と依頼してきました。これを代理店の仕事に紐づけ、私の仕事の流れを説明しましょう。
【ステップ1:ヒアリング】どんなデザインの年賀状がいいか聞く
あなた「お母さん、どんな年賀状がいいの?」
母「なにかメッセージを書かなくてもいいほど、干支が大きく描いてあるのがいいわ」
あなた「縦書きと横書き、どっちがいい?」
母「縦書きがいいかしら」
【ステップ2:デザイン提出】いくつかデザインを選ぶ
要望に応じたデザインを年賀状の素材本や年賀状サイトでセレクトします。遠方に住んでいる母にLINEでいくつか画像を送付します。
母「これがいいわ~」とスクリーンショットが届く。
あなた「1番のデザインね。文字は修正する?」
母「『ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。』の文字追加できる?」
あなた「できるよ~、追加しておくね」
【ステップ3:デザイン修正】選択したデザインに文字を追加
指示があった文字の追加を行い、宛名面の差出人の名前や住所を追加し、最終確認をします。
あなた「これでいい?」と画像を送る。
母「これでいいよ~。100枚印刷してくれる?」
あなた「いつまでに欲しい? 宛名は手書きするよね?」
母「12月10日くらいまでには、欲しいな」
【ステップ4:印刷・見積り・納品】ネット印刷で注文する
ネット印刷にかかった費用は100枚で1万円でした。印刷されたものは直接お母様のもとに届きます。
あなた「12月8日に届くって」
母「その頃なら助かるわ」
あなた「100枚で1万円だったよ、お小遣い追加して1万5,000円ちょうだい」
母「いいよ~。お正月、来たときに渡すね」
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