5月2日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株安を受けて寄り付き下げてスタートすると、一時300円超の下げ幅を記録しました。もっとも、その後は前日比プラス圏まで戻す場面もみられるなど、明日からの4連休を前に方向感乏しく、指数は前日比37.98円安の38,236.07円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが100銘柄、値下がりが123銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉、信越化学工業〈4063〉、アドバンテスト〈6857〉、三菱商事〈8058〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、第一三共〈4568〉、レーザーテック〈6920〉、オリンパス〈7733〉、豊田通商〈8015〉、東京エレクトロン〈8035〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は14億9,200万株、売買代金は4兆2,061.10億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、電気・ガス業、不動産業、保険業、卸売業、医薬品などが上昇した一方、海運業、空運業、倉庫・運輸関連業、化学、銀行業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が1位がAOKIホールディングス〈8214〉で+137円(+12.38%)の1,244円、2位が北海道ガス〈9534〉で+300円(+9.43%)の3,480円、3位が日本マイクロニクス〈6871〉で+600円(+8.94%)の7,310円となりました。値上がり1位のAOKIホールディングス〈8214〉は足元低調に推移していたこともあり、昨日の決算発表内容が好感され、大幅な見直し買いが入ったとみられます。
一方、値下がり下位は、1位が1位がKeePer技研〈6036〉で-695円(-15.04%)の3,925円、2位がイビデン〈4062〉で-756円(-12.30%)の5,392円、3位がアドウェイズ〈2489〉で-36円(-8.14%)の406円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは57銘柄、年初来安値を更新したのは39銘柄でした。
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