5月1日の日経平均株価は、前日の米株安の流れを受けて、大幅に下落してスタート。もっとも、後場には一時前日比プラスとなるなど、指数には底堅さが垣間みえました。ただ、今週のFOMCや米雇用統計を前に上値は重く、日経平均株価は前日比131.61円安の38,274.05円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが59銘柄、値下がりが166銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、信越化学工業〈4063〉、東京エレクトロン〈8035〉、豊田通商〈8015〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、レーザーテック〈6920〉、アドバンテスト〈6857〉、ダイキン工業〈6367〉、TDK〈6762〉、ファナック〈6954〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億2,300万株、売買代金は4兆7,091.28億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、陸運業、水産・農林業、食料品、電気・ガス業、電気機器などが上昇した一方、海運業、証券業、石油・石炭製品、ガラス・土石製品、鉄鋼などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がジャパンインベストメントアドバイザー〈7172〉で+300円(+27.52%)の1,390円、2位がレーザーテック〈6920〉で+5,150円(+14.88%)の39,750円、3位が住友林業〈1911〉で+474円(+9.70%)の5,359円と、決算銘柄の物色が活発です。
一方、値下がり下位は、1位がBIPROGY〈8056〉で-700円(-15.22%)の3,898円、2位が日本調剤〈3341〉で-180円(-11.70%)の1,359円、3位がインフォマート〈2492〉で-43円(-11.56%)の329円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは72銘柄、年初来安値を更新したのは36銘柄でした。
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