5月7日の日経平均株価は、日本が祝日となった昨日に米株主要3指数がそろって上昇していた流れを引き継ぎ、朝方から上昇してはじまりました。米国では、3日に発表された雇用統計の結果を受けて利下げ観測が再燃し、米長期金利が低下。これを受けて、金利低下が追い風となる半導体関連銘柄が大きく上昇していました。こうしたなか、本日の国内株式市場でも半導体関連銘柄に買いが集まり、日経平均株価は前日比599.03円高の38,835.10円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが152銘柄、値下がりが71銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、TDK〈6762〉です。寄与度トップの東京エレクトロン〈8035〉は、1銘柄で日経平均株価を180円近く押し上げました。一方、寄与度下位は、第一三共〈4568〉、信越化学工業〈4063〉、ソニー〈6758〉、中外製薬〈4519〉、KDDI〈9433〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億5,000万株、売買代金は4兆6,830.25億円となり、5月2日と比べて増加。
業種別では、証券業、機械、その他製品、サービス業、電気機器などが上昇した一方、医薬品、倉庫・運輸関連業、ゴム製品、陸運業、石油・石炭製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が中部飼料〈2053〉で+184円(+15.36%)の1,382円、2位がさくらインターネット〈3778〉で+700円(+12.68%)の6,220円、3位がセレス〈3696〉で+171円(+10.44%)の1,809円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がTOA〈6809〉で-63円(-5.16%)の1,158円、2位がアルインコ〈5933〉で-50円(-4.42%)の1,082円、3位が力の源ホールディングス〈3561〉で-67円(-4.01%)の1,603円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは89銘柄、年初来安値を更新したのは13銘柄でした。
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