(※写真はイメージです/PIXTA)

共働き夫婦の場合、老齢厚生年金として年金の2階建て部分が2人分受け取れることになります。夫婦のどちらかが専業主婦(夫)の場合の家庭と比較して、老後に多くの年金を受け取れる可能性が高いでしょう。しかし、共働きならではの注意点もあって……。本記事ではSさんの事例とともに、共働き夫婦の老後の注意点について、社会保険労務士法人エニシアFP代表の三藤桂子FPが解説します。

老後を勝ち組として過ごすには

Sさん夫婦は60歳定年後、お互いの進む道が異なり、まさかの卒婚という結果に。妻は老後破産しないためにも、生活水準を変える、貯蓄を増やすことを専門家等に相談しながら、ライフプランのアドバイスを受けることをお勧めします。

 

大誤算の老後を迎える結果となったSさん夫婦。共働き夫婦は、特に現役時代は日々忙しく、先の話は後回しにしがちです。

 

Sさん夫婦の場合、もしSさんが老後に起業したいという思いを早めに打ち明かしていたら、妻が貯金が苦手なことを相談していたら……。財布を一つにすることで日ごろからお金に関するコミュニケーションの機会を増やすことも可能でした。お金は、一つのきっかけに過ぎませんが、生活をともにする2人にとって非常に重要なものです。早い段階からコミュニケーションがとれていれば、卒婚も破産も回避でき、勝ち組夫婦として2人で肩を並べて老後をともにすることができたのではないでしょうか。

 


 

 

三藤 桂子

社会保険労務士法人エニシアFP

代表

 

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