4月22日の日経平均株価は、先週末に1,000円超下落していたこともあり、朝方より買い戻しの動きが優勢。10時ごろに指数は一度マイナス圏に沈んだものの、すぐに戻すと、その後はプラス圏でもみあう展開となりました。先週の大幅な下落からの自律反発が期待されていましたが、東京エレクトロン〈8035〉を筆頭に、指数寄与度の高い半導体関連銘柄が軟調な動きとなったことから日経平均株価は思ったほど伸びず、前日比370.26円高の37,438.61円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが196銘柄、値下がりが28銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ファナック〈6954〉、中外製薬〈4519〉、KDDI〈9433〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ディスコ〈6146〉、SCREENホールディングス〈7735〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億800万株、売買代金は4兆3,070.68億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、電気・ガス業、空運業、陸運業、証券業、食料品などが上昇した一方、鉱業、石油・石炭製品が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がFIG〈4392〉で+46円(+13.22%)の394円、2位がマネーフォワード〈3994〉で+490円(+9.56%)の5,613円、3位がトランザクション〈7818〉で+158円(+9.46%)の1,828円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がフリュー〈6238〉で-89円(-7.05%)の1,173円、2位がさくらインターネット〈3778〉で-420円(-6.79%)の5,770円、3位がタツモ〈6266〉で-265円(-6.64%)の3,725円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは34銘柄、年初来安値を更新したのは19銘柄でした。
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