4月18日の日経平均株価は、前日に米ハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、寄り付きこそ下げてはじまったものの、売り一巡後は直近下落していた銘柄を中心に自律反発を狙ったとみられる買いが入ると、前場引けを前にプラスに転じました。その後、後場には台湾積体電路製造(TSMC)の決算発表を受けて半導体関連銘柄の一角が上昇、日経平均株価は一時300円近く上昇しました。その後、引けにかけて上げ幅は縮小したものの、指数は4日ぶりに反発し、前日比117.90円高の38,079.70円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが173銘柄、値下がりが50銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、第一三共〈4568〉、京セラ〈6971〉、NTTデータ〈9613〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、富士フイルムHD〈4901〉、テルモ〈4543〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は15億2,000万株、売買代金は4兆0,590.01億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、繊維製品、空運業、保険業、銀行業、非鉄金属などが上昇した一方、鉱業、不動産業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がテラスカイ〈3915〉で+164円(+8.18%)の2,170円、2位がヨシムラ・フード・ホールディングス〈2884〉で+102円(+7.20%)の1,518円、3位がセルソース〈4880〉で+98円(+6.74%)の1,551円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がACCESS〈4813〉で-86円(-5.62%)の1,445円、2位がヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス〈4433〉で-54円(-5.07%)の1,012円、3位がジャパンディスプレイ〈6740〉で-1円(-4.55%)の21円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは17銘柄、年初来安値を更新したのは80銘柄でした。
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