3月22日の日経平均株価は、前日の米国株市場の流れを受けて、寄り付きから4万1,000円台をつけるなど上昇してスタート。しかし、前場引けにかけて上げ幅を縮小すると、後場寄りには前日比マイナスとなるなど、ここもとの指数急騰をめぐって高値警戒感も強まっている模様です。もっとも、米半導体関連指数の強さや円安など、株高材料が好感される形でリスク選好相場は継続。結局、日経平均株価は前日比72.77円高の40,888.43円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが161銘柄、値下がりが61銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、トヨタ自動車〈7203〉、KDDI〈9433〉、スズキ〈7269〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、中外製薬〈4519〉、テルモ〈4543〉、SMC〈6273〉、NTTデータ〈9613〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億2,400万株、売買代金は5兆2,480.73億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、ゴム製品、銀行業、輸送用機器械、水産・農林業、空運業などが上昇した一方、鉱業、精密機器、医薬品、金属製品が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がC&Fロジホールディングス〈9099〉で+500円(+24.50%)の2,541円、2位がCIJ〈4826〉で+150円(+18.68%)の953円、3位がダイヤモンドエレクトリックホールディングス〈6699〉で+63円(+9.21%)の747円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がインフロニア・ホールディングス〈5076〉で-154.5円(-9.37%)の1,495円、2位がYTL〈1773〉で-7円(-7.61%)の85円、3位が大阪ソーダ〈4046〉で-750円(-6.93%)の10,070円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは260銘柄、年初来安値を更新した銘柄は1銘柄のみでした。
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