比・マルコス大統領、フィッチ、世界経済フォーラムが分析…「フィリピン経済」の現状と今後の見通し

3月25日週「最新・フィリピン」ニュース

比・マルコス大統領、フィッチ、世界経済フォーラムが分析…「フィリピン経済」の現状と今後の見通し
写真:PIXTA

一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングのエグゼクティブディレクターの家村均氏が、フィリピンの現況を解説するフィリピンレポート。今週は、フィリピンのマルコス大統領、世界的な格付機関であるフィッチ、世界情勢の改善に取り組むことを目的とした国際機関である世界経済フォーラムの三者が、フィリピン経済の現状と今後、どのように見ているのか、解説していきます。

世界経済フォーラム「10年で経済規模5倍」になると予測

フィリピンの世界経済フォーラム(WEF)のトップ、ボルゲ・ブレンデ氏は、政策改革を続け、主要セクターへの投資を増やすならば、フィリピンは今後10年で$2兆、約112兆ペソの経済に成長する可能性があると述べました。2023年の統計データでは、フィリピンの国内総生産(GDP)はおよそ3,800億ドル、約21.05兆ペソでした。フィリピンに対する外国人投資家の関心が高まっていると指摘する一方で、現在の外国直接投資(FDI)のレベルは周辺国に比べて比較的低いとしています。

 

またフィリピンが政府部門の官僚的な体質を解消し、労働者のスキル向上と再教育に取り組み、インフラへのさらなる投資を行い、起業家やスタートアップにとって良好な環境を作る必要があると主張しています。

 

さらに再生可能エネルギー(RE)の分野における潜在的な機会を強調し、昨年、フィリピンが再生可能エネルギーセクタの100%外国人所有権を許可したことを評価しています。政府は2030年までに再生可能エネルギー比率を35%、2040年までに50%に増やすことを目指しています。

 

注目のセミナー情報

【国内不動産】5月13日(月)開催
銀行からフルローンを引き出す「最新不動産投資戦略」
利回り7%超!「新築アパート投資」セミナー
~キャッシュフローを最大化させるためのポイントも徹底解説

 

【国内不動産】5月16日(木)開催
東京23区×新築×RC造のデザイナーズマンションで
〈5.5%超の利回り・1億円超の売却益〉を実現
物件開発のプロが伝授する「土地選び」の極意

 

【事業投資】5月25日(土)開催
驚異の「年利50% !?」“希少価値”と“円安”も追い風に…
勝てるBar投資「お酒の美術館」とは

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

■恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ

 

■入所一時金が1000万円を超える…「介護破産」の闇を知る

 

■47都道府県「NHK受信料不払いランキング」東京・大阪・沖縄がワーストを爆走

 

※当記事は、情報提供を目的として、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングが作成したものです。特定の株式の売買を推奨・勧誘するものではありません。
※当記事に基づいて取られた投資行動の結果については、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティング、幻冬舎グループは責任を負いません。
※当記事の比較するターゲット株価は、過去あるいは業界のバリュエーション、ディスカウントキャッシュフローなどを組み合わせてABキャピタル証券のプロアナリストが算出した株価を参考にしています。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧