老後の人生設計に「介護になった場合」の項目は必須
今回は思わぬ理由で老親が高級老人ホームを脱走してしまい、結果息子夫婦である金井さん夫妻が老後破産することになってしまった事例をご紹介しました。
内閣府の令和2年の調査によると、要支援の認定を受けている人は、65~74歳では1.4%、75歳以上では7.8%。要介護の認定を受けている人は、65~74歳では2.9%、75歳以上では22.1%となっており、75歳以上においては4人に1人程度の割合いで要支援状態以上の状態に認定され、誰かの支援が必要と考えられる状態となっています。
また、その状態が長期化するケースもあり、なかには10年以上介護が必要な状態になっていることもあります。
これだけの高確率で誰かの支援が必要という状態になるのですから、老後の人生設計のなかには要支援、要介護状態になった場合に自分はどうしていきたいか、資金準備も含めて考えておく必要があります。
特に、高額な費用が掛かる老人ホームへの入居を希望されているならばそれなりな資産を準備し、家族にもその旨を伝えておく必要があります。
ご自身のことやご家族のこと、いつかは必要になるものと考えて事前に準備を行っておきましょう。
小川 洋平
FP相談ねっと
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!
【事業投資】11月28日(木)開催
故障・老朽化・発電効率低下…放置している太陽光発電所をどうする!?
オムロンの手厚いサポート&最新機種の導入《投資利回り10%》継続を実現!
最後まで取りつくす《残FIT期間》収益最大化計画
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】