3月6日の日経平均株価は、前日の米株式市場で主要3指数がすべて下落していたこともあり、寄り付きから下げてスタート。しかし、その後はアドバンテスト〈6857〉や東京エレクトロン〈8035〉など半導体関連銘柄が指数をけん引。じりじりと下げ幅を縮小し、14時過ぎには前日比プラスに転じる場面もみられました。結局、前日比6.85円安の40,090.78円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが158銘柄、値下がりが62銘柄、変わらずが5銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、レーザーテック〈6920〉、テルモ〈4543〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、ニトリ〈9843〉、SCREENホールディングス〈7735〉、中外製薬〈4519〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億3,400万株、売買代金は5兆1,232.38億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、鉱業、繊維製品、電気・ガス業、不動産業、パルプ・紙などが上昇した一方、海運業、精密機器、電気機器、サービス業、空運業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がクロスキャット〈2307〉で+400円(+20.81%)の2,322円、2位がツムラ〈4540〉で+500.5円(+18.10%)の3,266円、3位がフォーカスシステムズ〈4662〉で+187円(+16.09%)の1,349円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がフジ・コーポレーション〈7605〉で-130円(-6.80%)の1,782円、2位がサンケン電気〈6707〉で-536円(-6.52%)の7,690円、3位がエラン〈6099〉で-49円(-4.97%)の937円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは163銘柄、年初来安値を更新したのは21銘柄でした。
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