「他人軸」を卒業して「自分軸」で生きていく
・社会人ならデートはいいお店に行くべき
↓
安くてもおいしいお店はたくさんある
↓
見方によっては毎日着る作業着なのに
・腕時計や靴は品格を表す
↓
モノと品格ってそんなに関係ある?
・女子会はホテルのアフタヌーンティー
↓
仲のいい友だちとならどんな場所でも楽しい
・○歳を過ぎたら○○にはお金をかけるべき
↓
年齢で区切ることに意味はある?
このような「○○すべき」や「普通は○○」は、“世間の声”を装った企業や広告が、巧みにわたしたちにお金を使わせようとしているだけなのです。
こういった考え方に支配されたままだと、どこまでいっても他人軸でしか生きられません。
「みんな持っているもの」「○代の女性なら(男性なら)買うべきもの」「一人前の大人なら当然のたしなみ」という視点で考えてしまうから、「それができない自分」に劣等感を抱いてしまうのです。
もちろん、「それなりのスーツ」や「いい腕時計や靴」を自分の意思で選んでいるのであれば、なんの問題もありません。
また、営業職の人であれば、服装や身だしなみにお金をかけることは、成績アップ・収入アップのための投資になる場合もあります。このような収入を増やすための自己投資にお金を使うのも、とても大事なことでしょう。
問題は、そういった明確な目的のある買い物ではなく、単なる見栄や広告に乗せられて「なんとなく」お金を使ってしまうパターンです。
「自分軸」や「人生のなかでの優先順位」が明確になっていて、自分が本当に大切にしたいこと、お金や時間を費やしたいものが決まっているのであれば、それを大事にしていけばいいでしょう。
しかし、「お金を使わせよう」とする広告やマーケティングはとても巧妙です。「これが普通」「これをやるべき」という固定観念は、知らず知らずのうちに、わたしたちの思考のなかに深く刷り込まれているのではないかと思います。
「お金を使おう」としているとき、それが本当に自分の意思によるものなのか、それとも世間の「普通」や「流行り」に流されているだけなのかを見極める作業は、わたしにとってはなかなか難しいものでした。
「自分が本当にほしいものってなんだろう?」
「わたしが1番大切にしたいものはなに?」
こうやって、お金の使い方に疑問を感じられるようになったのは、転職によって仕事のストレスが改善され、自分と向き合う時間と心の余裕ができたからでした。
「これって、本当に自分にとって必要なものかな?」
この問いかけにはっきりと答えられない買い物であれば、いちど財布はバッグのなかにしまいましょう。その物欲は、世間体や固定観念に流されているだけなのかもしれません。それに気づくことさえできれば、「本当に必要なもの」以外はほしいと思わなくなるので、「我慢」の必要すらなくなるのです。
節約オタクふゆこ
YouTuber
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
