固定観念にとらわれるとお金がいくらあっても足りないワケ
みなさんに質問です。
「アラサー世代の社会人女性って、どんな生活をしていると思いますか?」
・恋人や友だちとの食事会では、ちょっと高くてもおしゃれなお店に行く
・トレンドをさりげなく押さえてファッションに気を配る
・プチプラだけでなく、ちょっと高価なブランドも取り入れる
・ジムやホットヨガに通って自分磨きをする
・ネイルサロンやまつ毛エクステなど美容にも定期的にお金を使う
まだまだありそうですが、こうして書き出してみると「お金がかかる」ことばかりですよね?
それこそ、女性インフルエンサーがSNSで発信するような生活を真似しようと思うなら、自由に使えるお金が月に30万円あっても足りない気がします。
わたしは、このような「世間の考えるアラサー女性像」を意識し過ぎていました。
固定観念にとらわれ、「こうあるべきなんだ」という思い込みに縛られていたといってもいいでしょう。
美容にたいしたこだわりもないのに、「もうアラサーなんだし」という、いま振り返るとよくわからない理由から、デパートで高級コスメを買い、ファッション誌やSNSで「アラサー世代が着るべき服や必須アイテム」を把握して、トレンドを意識した服やバッグを買いそろえていました。
でも、高級コスメもおすすめのファッションアイテムも「自分の意思」で選んでいるわけではないので、結局は「買っただけ」でまったく活用できませんでした。
いまのわたしなら、「使わないなら不用品として売るか、思い切って捨てよう」となりますが、当時は「高かったのに捨てるのはもったいない」「いずれ使うかもしれない」という思考で、部屋のなかは着ない服や使わないもので溢れていました。
「自分のために、自らの意思で選んだ支出」ではなく、ただ「世間体を気にしてお金を使っていただけ」だったのです。
“オトナの女性”だから、「こういうものを身につけないといけない」「これくらいのものは買うべきだ」という固定観念を持ち、それを実現するために散財する。
百歩譲って、お金が足りているうちはまだいいのです。
でも、お金が足りなくなって買えなかったり、買ったことで日々の生活が苦しくなったりすると、さらに大きなストレスを感じてしまう。
「こんなに頑張っているのに、ほしいものも買えない……。みんながSNSに載せるような、キラキラした素敵な暮らしができない。わたしは負け組だ」
いまとなれば笑ってしまうような、はずかしい話です。日々のストレスにより、ちょっと買い物依存症のようになっていたのかなとも思います。
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