日経平均、“決算銘柄”+“日銀副総裁の発言”が指数を押し上げ…前日比743.36円高の「36,863.28円」で取引終了【2月8日の国内株式市場概況】

日経平均、“決算銘柄”+“日銀副総裁の発言”が指数を押し上げ…前日比743.36円高の「36,863.28円」で取引終了【2月8日の国内株式市場概況】

2024年2月8日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

2月8日の日経平均株価は、決算銘柄を中心に朝から買い優勢の展開で始まると、11時すぎには日銀・内田副総裁の「マイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持する」旨の発言を受けて一段高に。ソフトバンクグループやファーストリテーリングといった「指数寄与度の高い銘柄」が指数をけん引し、日経平均株価は前日比743.36円高の36,863.28円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが110銘柄、値下がりが111銘柄、変わらずが4銘柄。

 

日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、テルモ〈4543〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、KDDI〈9433〉、スズキ〈7269〉、HOYA〈7741〉、花王〈4452〉、清水建設〈1803〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は20億9,600万株、売買代金は5兆5,622.63億円となり、前日と比べて増加。

 

業種別では、その他金融業、その他製品、輸送用機器械、電気機器、医薬品などが上昇した一方、繊維製品、電気・ガス業、建設業、ガラス・土石製品、銀行業などが下落しました。

 

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が協和キリン〈4151〉で+439.5円(+19.38%)の2,707.5円、2位が日本カーバイド工業〈4064〉で+253円(+16.20%)の1,815円、3位が日本電波工業〈6779〉で+189円(+15.80%)の1,385円となりました。

 

一方、値下がり下位は、1位が清水建設〈1803〉で-169.2円(-16.15%)の878.8円、2位が三菱製鋼〈5632〉で-202円(-12.09%)の1,469円、3位が東芝テック〈6588〉で-336円(-10.47%)の2,874円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは89銘柄、年初来安値を更新したのは30銘柄でした。

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