(※写真はイメージです/PIXTA)

もはや日本人の国民食といってもいい「ラーメン」。本記事では、総務省統計局『家計調査(二人以上の世帯)都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり支出金額、購入数量及び平均価格』(2023年)のデータを参考に、様々な角度からラーメンについて検証していきます。

カップ麺購入数量ランキング…1位「青森市/6,190g」

総務省統計局『家計調査(二人以上の世帯)』より、まずは都市別にラーメンの年間の支出及び購入状況を見ていきましょう。

 

中華麺の支出金額トップは「盛岡市/6,488円」。2位「山形市/6,325円」、3位「秋田市/6,309円」と続きます。一方購入数量ランキングを見ていくと、1位は変わらず「盛岡市/11,823g」ですが、2位「青森市/11,463g」、3位「山形市/11,457g」と続きます。

 

購入数量ランキング4位の那覇市は、支出金額ランキングでは17位(5,249円)です。購入数量でトップ4に躍り出るのは、単価が安いと考えられるでしょうか。

 

次にカップ麺支出金額ランキングを見ていくと、1位は「青森市/8,361円」。2位「仙台市/7,864円」、「大阪市/7,484円」と続きます。

 

カップ麺購入数量ランキングでは1位「青森市/6,190g」、2位「大阪市/6,051g」、3位「長崎市/5,798g」と並んでいます。ここまで、大阪市・長崎市を除いては東北地方のランクインが目立ちます。

 

上記と大きな差がでるのが、「即席麺ランキング」。支出金額の1位は「鳥取市/3,518円」、2位「高知市/3,216円」、3位「熊本市/3,214円」と続きます。その後もランクインしているのは「山口市」「佐賀市」「松江市」と、軒並み西日本の地域が上位に名前を連ねています。

 

購入数量ランキングでみると、1位は変わらず「鳥取市/4,679g」、その後は2位「熊本市/4,074g」、3位「高知市/4,052g」と続きます。こちらも西日本が軒並みランクインしました。

 

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