(※写真はイメージです/PIXTA)

株というのは「上がると買いたくなり」「下がると買いたくなくなる」ものですが、その考え方では儲けを手にすることはできません。本記事では『新NISAはほったらかしが9割』(双葉社)から著者の長田氏が、暴落時にとるべきスタンスと新NISAの活用法を詳しく解説します。

キャッシュポジションを作って「暴落=チャンス」を待とう

株価が市場要因(経済的外部要因など)で一斉に売られる暴落時こそ、新NISAの出番です。株価がショック安で下がっている場面でこそ、安い値段で仕入れて(購入)じっと値上がりするのを待っていればいいのです。

 

好都合なことに新NISAは非課税期間無期限。旧NISAのように「5年以内に売らなければ」などと保有期間を気にする必要がないのですから、じっくり持って値上がりを待つスタンスでいいのです。業績の良い銘柄に狙いを絞って、全体安につられて株価が値下がりしているところを仕込めば、安心してじっくり保有することができます。

 

往々にして、業績のしっかりした銘柄は、暴落が落ち着き市場が安定を取り戻すと元の値段に戻るのも早いものです。買い値を上回って利益(含み益)が出れば、より余裕を持って保有することができます。1年先……いえ、2年、3年、5年先を見据えた長期投資であれば、値下がりしているときに買えば、あとで何倍にもなって返ってきます。

 

暴落時は“株のバーゲンセール”の真っ最中です。お買い得になった良い株を安く買ってしっかり儲けるチャンスです。暴落時や急落時のように市場に恐怖心が広がって、みんな売りたいときこそ儲けるチャンス。そう考えれば“買えるメンタル”になるはずです。

 

そして暴落時のような下落局面で投資できる個人投資家は強いのです。機関投資家のように年間の時間軸に捉われることがありませんから、新NISAで買ってじっくりと回復を待つことができます。じっくり待って大きく増やしましょう。そうしたチャンス場面を逃さないように、新NISA枠でいつでも買えるように資金に余裕を持たせておきましょう。

 

いつでも暴落時に悠然と買いを入れることができるようなキャッシュポジションをある程度作っておきたいものです。

 

 

長田 淳司

サラリーマン投資家

 

※本記事は『新NISAはほったらかしが9割』(双葉社)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。

 

 

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