35歳、年収500万円、自営業子ども1人。教育費&老後資金に不安アリだが…新NISAとiDeCoの使いどころは?【CFPが回答】

35歳、年収500万円、自営業子ども1人。教育費&老後資金に不安アリだが…新NISAとiDeCoの使いどころは?【CFPが回答】
(画像はイメージです/PIXTA)

だれもが悩む、人生ステージとお金の問題。近々必要になるお金、この先必要になるお金をどうやって準備すればいいのか、悩んでいる人も多いでしょう。ここでは、よくあるお金の悩みや疑問に、著名FPの山中伸枝氏がズバリ回答します。※本連載は、山中伸枝氏監修の書籍『いちからわかる!新NISA&iDeCo 2024年最新版』(インプレス)より一部を抜粋・再編集したものです。

35歳。将来必要な教育費と老後資金、どうやって貯めれば…?

将来必要な教育費と老後資金をどのように貯めるべきか悩んでいます。

 

(35歳 自営業 年収500万円 既婚/子ども5歳)

 

 山中先生の答え 

 

5年以内・以降・老後と「使うまでの距離」で定期預金、新NISA、iDeCoを使い分けましょう。

 

◆子どもの教育費を優先老後資金はその後で

この場合、最優先すべきはお子さんの教育費です。大学入学までは10年以上あるので、今からしっかり用意していきましょう。

 

まず、お金は「使うまでの距離」で置き場所を分けるという考え方があります。5年以内に使うお金は絶対に減らない定期預金、5年以降に使うお金は定期預金・新NISAの両方を使い、老後のお金はiDeCoで準備します

 

[図表1]お金は使うまでの距離で置き場所を分ける

 

新NISAは投資で利益が出たときに得をする制度であり、使ったから得をするというものではありません。それを理解した上で、教育資金のように減らしてはならないお金は、元本保証の定期預金と新NISAの半々に振り分けるなどバランスを取りましょう。

 

一方で、子育て世帯では資産運用だけでなく「備え」を強化することも大切です。教育資金は、親に万一のことがあっても子どもに教育資金を確実に用意できる学資保険を活用する方法もあります。また、いざというときのための死亡保険、医療保険への加入も検討してください。

 

老後資金も心配とのことですが、仕事が軌道に乗ってきてお子さんの教育資金の目途もついてきたら、iDeCoを使っていきましょう。奥さまが働いているのであれば、その中から積み立てる方法もあります。

 

自営業は公的年金が手薄なので老後資金の準備は早くから進めたほうが安心ですが、手元資金が少ないうちは、1つずつ目標をクリアしていくことをおすすめします。

 

◆ひとくちアドバイス…児童手当は使わずに貯めておこう 

教育費の大きな助けになるのが「児童手当」。これまで中学生までの受給でしたが、2024年10月からは高校生までに延長される予定です。すべて貯めれば234万円程度になるので、使わずに大学資金として確保しましょう。

 

※第3子以降は0歳~高校生まで一律月3万円
[図表2]児童手当が高校生までに延長 ※第3子以降は0歳~高校生まで一律月3万円

 

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    ※本連載は、山中伸枝氏監修の書籍『いちからわかる!新NISA&iDeCo 2024年最新版』(インプレス)より一部を抜粋・再編集したものです。

    いちからわかる! 新NISA&iDeCo 2024年最新版

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    監修:山中 伸枝

    インプレス

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