1枚の折り紙から広がる世界
レゴ部と同じくらい、信じられないような素晴らしい作品を制作しているのが、「東京大学大折り紙サークルOrist」で、こちらはレゴ部より新しく2008年に発足。
細部にわたって精巧につくられた昆虫・恐竜・キャラクターなどは、とても1枚の紙を折ることで作られているとは思えない、神業的な作品です。
どうやったら、美しく巧緻な立体作品に仕上がるのか、折りあげた人の頭の構造や手先の器用さはどうなっているのか、と思わずにはいられません。
折り紙が与えるポテンシャル
ブロックと違い、折り紙は平面です。立体としての完成形が想像できなければ、折り始めることすらできません。イメージして折っていかなければ、自分の思う立体には到底たどりつけないでしょう。
我が家の子ども達も、幼少期はよく折り紙で遊んでいました。鶴・紙ふうせん・オルガン・箱・シュリケンなど色々なものを折っていました。保育園で折ったり家庭で一緒に折ったり、折り紙の本を見ながら折ることもありました。
そして折り紙がない時は、広告や包装紙などを正方形に切って、折り紙にしていました。そう、なんでもよいのです。わざわざ折り紙を買わなくても、身近にあるいらない紙・何かの裏紙や広告・包装紙などなんでも折り紙になります。
子どもと一緒に折り紙を作ってみる
折り紙作りも、はじめはお子さんと一緒にやってみてください。長方形の紙から正方形を作ることは、大人からすると簡単な作業に思えますが、子どもにとっては難しいものです。
これを幼少期にさせていれば、小学校で学習する「正方形の性質」=4辺の長さがすべて等しく内角が全部直角である、が、感覚として身につきます。
遊びで身につく知識や力は、本当にはかりしれないのです。そのきっかけをぜひ一緒にいる大人が作ってあげてください。
高木 美保
学習塾・スクールオーク代表
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