円安で投資コスト増…それでも「フィリピン」に投資すべきか、やめるべきか?

1月8日週「最新・フィリピン」ニュース

円安で投資コスト増…それでも「フィリピン」に投資すべきか、やめるべきか?
写真:PIXTA

一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングのエグゼクティブディレクターの家村均氏が、フィリピンの現況を解説するフィリピンレポート。今回は、円が相対的に割安だといわれているなか、フィリピン投資を進めるべきか否かを考えていきます。

昨今の円安は「フィリピン投資」にどう影響したのか?

実際に現在の円安はフィリピン投資にどのような影響があるのでしょうか。

 

円ペソの動きをみていくと、2010年比、円は対ペソにおいて24%の円安となりました。2010年にフィリピン不動産を買ったという人の場合、その資産価値がまったくあがっていなくても為替で24%の儲けが出るということです。つまりすでにフィリピン不動産や株式を持っている人にとっては、昨今の円安はプラスに働いているといえます。一方で、これからフィリピンに投資をする人にとっては、円安によって投資コストは高くなります。

 

では円安で投資コストがかさむなか、フィリピンへの投資は控えたほうがいいのかといえば、そう単純な話ではありません。

 

フィリピンGDPの推移をみていくと、2010年以降、コロナ禍でのマイナスはあるものの、一貫して右肩上がり。2010年比、129.74%成長を遂げています。為替はマイナス24%、経済成長はプラス29%。円安が進んでいるものの、それ以上に経済成長を遂げているので、投資リターンのほうが大きくなる可能性が高いのです。

 

以上のことを踏まえて、すべての資産をフィリピンに移すほうが良いのかといえば違います。すべての資産を円でもつ、すべてをドルでもつ、すべてをペソでもつ……どれも大きなリスクが伴います。複数の国・地域や通貨を分散してリスクを低減させることが、投資・資産運用の基本であり、王道であることに変わりはありません。

 

【動画で詳しくみる「円安とフィリピン投資」】

 

注目のセミナー情報

【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション

 

【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

※当記事は、情報提供を目的として、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングが作成したものです。特定の株式の売買を推奨・勧誘するものではありません。
※当記事に基づいて取られた投資行動の結果については、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティング、幻冬舎グループは責任を負いません。
※当記事の比較するターゲット株価は、過去あるいは業界のバリュエーション、ディスカウントキャッシュフローなどを組み合わせてABキャピタル証券のプロアナリストが算出した株価を参考にしています。

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録