(※画像はイメージです/PIXTA)

2023年もあと1ヵ月半となり、そろそろサラリーマンの方は職場で「年末調整」の用紙が配られているのではないでしょうか。年末調整や確定申告は「払いすぎた税金」を取り戻す手続なので、「申告漏れ」がないようにしたいものです。そこで、本記事では、年末調整や確定申告でついうっかり、あるいはそもそも知らずに「申告漏れ」をしてしまうケースが多い「所得控除」を5つ取り上げて説明します。

過去の申告漏れも「5年前まで」なら取り戻せる

ここまでご覧になって、過去の申告漏れに気付いた方はもいるかもしれません。しかし、「安心してください、取り戻せますよ!」

 

5年前までの申告漏れであれば、「更正の請求」という手続きをすることによって「還付」を受けることができます。「更正の請求書」は国税庁HPで簡単に作成できます。ただし、当然のことながら、必要な資料を紛失してしまった場合には再発行を受けるなどして揃えなければなりません。

 

本記事では、年末調整や確定申告でつい申告し忘れがちな5つの所得控除について解説してきました。物価高騰のおり、税金を払いすぎたままでは大変もったいないことになります。今年以降申告し忘れることがないようにするとともに、もし、過去5年以内に申告し忘れたものがある場合は、「更正の請求」を利用して還付を受けることをおすすめします。

 

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