(※写真はイメージです/PIXTA)

銀行員のお給料、そして「銀行の現在」は世間のイメージと差があるのか……、国税庁のレポート『令和4年分 民間給与実態統計調査』などの結果とともにみていきます。

縮小計画は既定路線…金融機関「経営の厳しさ」

また、インターネットバンキングへの移行が進み、キャッシュレス決済も浸透するなか、ATMは世界的に減少を続けている。新型コロナウイルスの感染拡大もきっかけとして、金融機関に「経営の厳しさ」を指摘する意見もある。

 

街中の支店やATMの閉鎖を目にしたことはないだろうか。超低金利、マイナス金利などによる煽りを受けている。

 

前出の調査によると、69行の行員数は合計18万4,853人(前年は18万4,795人)と、わずかながら6年ぶりに前年度を上回った。しかし新卒採用数は年々縮小しており、三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行の23年春の新卒採用数は5年前比で3分の1となっている。

 

そんな状況下、千葉銀行と武蔵野銀行など、包括的提携をおこなっている銀行も存在している。「銀行員 vs AI」といった二項対立よりは、経営面に利益のある共存・活用の道を模索するのが当然の帰結といえよう。

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