画像:PIXTA

旅するように働き、稼ぐ。リゾート地での仕事を通じて、そんな生活を満喫する人たちがいる。サラリーマンを卒業して精神的に豊かな暮らしを取り戻した人、勤務したリゾート地が気に入って移住してしまった人。リゾート地での仕事を転々としながら日本一周を目指すインフルエンサー。旅するように働く人たちの形は様々だ。この連載では、リゾート地での仕事を通じて精神的にも金銭面でも豊かな生活を目指す人たちを紹介する。

大学中退、彼女とも別れ……どん底に

「リゾートバイトがきっかけで心に余裕ができ、人生の中核となる目標を見つけることができた」と話す山之内貴之さん(仮名、24)。

 

確かにこれまでの彼の人生は波乱万丈でした。東京・八王子市で生まれ、都内の大学で栄養士の勉強をしていましたが、「本当にこれがやりたいことなのか」と疑問を持つようになりました。だんだん授業に身が入らなくなり、学校にも行かなくなりました。結局、大学は2年間でやめてしまい、「せっかく入学したのだから、きちんと卒業するべきだ」と主張していた両親と言い争うことが増えていきました。

 

両親は教育熱心で、兄弟は一流大学を卒業しています。大学を中退して以降、親との関係はぎくしゃくする一方。山之内さんは実家を飛び出し、SNS(交流サイト)で知り合って付き合った女性と福島県で同居を始めました。山之内さんは「当時はお金も心の余裕もなく、後先を考えずに福島の彼女のところに行ってしまった」と明かします。

 

ただ、福島に行ってもお金がなく、心に余裕がない状況は変わりませんでした。福島のカラオケ店などで働きましたが、時給は900円程度と高くはありません。彼女ともうまくいかなくなり、別れてしまいました。

リゾートバイトへのチャレンジを決心

福島にいる理由がなくなった山之内さんは帰京しましたが、両親と同居する気にはなれませんでした。とはいえ、懐は寂しいまま。ドラッグストアで買った水と食パンで飢えをしのぐ日々が続きました。今となっては笑い話ですが、当時は「『このままでは餓死してしまうのではないか』と心配した」そうです。山之内さんにとっては、まさに「どん底」の時期でした。

 

そんな時、思い出したのが大学生のころに友人がやっていたリゾートバイトでした。友人たちは夏休みに地方のリゾート地で働いて数十万円ものお金を貯め、自動車の運転免許の取得資金にあてていました。「初期費用がかからず、寮にも住めるから、自分にもできるかもしれない」とチャレンジすることに決めました。そして、インターネットを通じてリゾートバイトの派遣会社のダイブに登録しました。

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    ※本連載は、P&Rコンサルティング編集協力のもと作成しております。

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