(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2023年10月10日~10月24日のオーストラリアマーケット動向について解説します。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、小幅に下落しました。期間前半は、米国で発表された9月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことなどから米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が高まり、米豪間の金利差拡大から豪ドルは下落しました。その後、17日に公表された豪州準備銀行(RBA)の議事要旨がタカ派的な内容だったことや、18日に発表された中国の7-9月期のGDP成長率が市場予想を上回ったことなどから、豪ドルは上昇しました。しかし、期間前半の下落を埋めるほどの上昇とはならず、期間を通しては豪ドルの対円レートは小幅に下落しました。

 

 

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは、上昇しました。中東情勢の混乱から投資家のリスク回避姿勢が強まる中、米国の9月CPIが市場予想を上回ったことなどから、米国では追加利上げ観測が高まり、米国国債利回りが上昇したことによって、期間前半の豪州3年国債利回りは概ね横ばいの推移となりました。その後は、17日に公表されたRBAの議事要旨がタカ派的な内容だったことなどから、豪州3年国債利回りは上昇(債券価格は下落)しました。

 

 

(2023年10月26日)

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『ここ2週間の豪ドル対円レート「小幅下落」の背景 ~最新オーストラリアマーケット動向【三井住友DSアセットマネジメントが解説】』を参照)。

 

【ご注意】
●当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
●当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、三井住友DSアセットマネジメント、幻冬舎グループは責任を負いません。
●当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
●当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
【ご注意】
●当資料は三井住友DSアセットマネジメントが信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
●当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧