(画像はイメージです/PIXTA)

現状、InstagramでSEO対策ができる部分は「ユーザーネーム」と「名前」のみです。本稿では、名前でSEO対策をするための「キーワード選び」について見ていきましょう。インフルエンサー300名以上を輩出している「TOKYOインフルエンサーアカデミー」主催者・中島侑子氏の著書『誰でもゼロからフォロワー1万人超が実現できる!ビジネスInstagramの黄金律(ルール)』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋し、紹介します。

名前でSEO対策をするためには?

名前は最大30文字まで使えるうえ、絵文字なども自由に使えるので、あなたらしさをより表現できる部分でもあります(図表1)。

 

[図表1]Instagramの「名前」はここ

 

■ライバルが少ないキーワードを探す

インスタグラムで検索結果の上位に表示されるためには、できるだけライバルが少ないジャンルを見つけることが大切です。

 

例えば、インスタグラムの検索窓に「東京」と入力すると、最初はアカウントや、関連キーワードが表示されます。

 

人によって表示が異なるかもしれませんが、そこからさらに「検索結果をすべて見る」をタップすると、おすすめ投稿、アカウント、リール動画、音声、タグ、場所などを確認できます(図表2)。

 

出所: 中島侑子著『誰でもゼロからフォロワー1万人超が実現できる! ビジネスInstagram の黄金律(ルール)』(日本能率協会マネジメントセンター)
[図表2]「東京」で検索してみると… 出所: 中島侑子著『誰でもゼロからフォロワー1万人超が実現できる! ビジネスInstagram の黄金律(ルール)』(日本能率協会マネジメントセンター)

 

そこまでできたら、「おすすめ投稿のトップに表示されている投稿にはどのくらいいいねがついているのか」「上位に表示されているアカウントには、どのくらいフォロワー数がいるのか」などを確認していきましょう。このようにすると、どのジャンルならライバルが少ないか確認することができます。

 

■「検索されたい言葉」を入れる

もう1つ重要なのが、名前に「検索されたいキーワード」を入れることです。

 

あなたが発信したいと思っていることや、自分のアカウントを端的に表したキーワードを、名前にうまく織り込みましょう。そして、そのキーワードを検索して、ほかのアカウントとうまく差別化できる名前を考えていきましょう。

 

<Point>

ライバルが少ないジャンルを選び、検索されたい言葉を入れることで、SEO対策につなげることができる。

名前を決める3つのポイント

14日間のうちに2回までというルールはあるものの、名前は比較的自由に変えられます。名前を決める際のポイントは3つあります。

 

【ポイント①】ブランディングと合わせる

名前は、ブランディングの一貫としてとても大切な部分です。パッと見てどういうビジネスをしているのか、あなたの人となりがわかるような名前にすることが大切です。

 

すぐには思いつかないものなので、まずは自分を表現する言葉として思いついたものを、どんどん書き出してみましょう。

 

書き出せたら、その中で「目標を達成するためにはどんな部分をアピールすればいいか」という視点で言葉を選びます。

 

【ポイント②】そのワードで検索するかを意識する

たとえば、子育てに悩んでいるママたちのコーチングをしたいと考えて、名前に「子育てママコーチング」と入れたとします。

 

確かに「何をしている人なのか」はわかりやすいのですが、1つ問題があります。それは、「ママたちが『コーチ』や『コーチング』という言葉で検索をするだろうか?」ということ。

 

その言葉を知らない人は、検索しようがありませんよね。ですから、ターゲット層がどんな言葉で検索しているのかを深く考える必要があります。

 

もちろん、「『子育てママコーチング』を固有名詞化したい」という戦略も大いにアリですから、比較検討してみてください。

 

【ポイント③】あたたかみを持たせる

検索される言葉を入れればいいのなら、とにかく単語をたくさん羅列したらいいのではないかと思う方もいるかもしれませんね。

 

しかし、それはおすすめしません。なぜなら温度感が伝わりにくいからです。次の2つの文章を見てください。

 

●旅 ママ アウトドア 子連れ

●アウトドア派の子連れ旅 旅は最高のギフト

 

単語を羅列した場合は無機質に感じるのに対し、下はメッセージ性もあり、その人の価値観や人となりも表現できています。

 

3つを意識して、いろいろな組み合わせを試してくださいね。

 

<Point>

名前はあなたがどんな人かをわかりやすく伝えるためのもの。いろいろ試してみて、反応がいい名前を探してみよう!

 

 

中島 侑子

TOKYOインフルエンサーアカデミー主宰

医師、ミセスグランドユニバース 2019 アジア代表

 

1982年、東京都生まれ。16歳の時に母親がくも膜下出血を発症、何もできなかった無力な自分が悔しくて医者になることを決意、国立医学部に現役合格。研修医を終えた26歳から3年間バックパッカーとして1人で世界を周遊。ネパールの無医村やケニアのスラム街での医療巡回など、各国で医療ボランティアをしながら研鑽を積む。その時の「人を救いたい」という思いがきっかけとなり、救急救命医に。

その後、妊娠中に自身が緊急手術を受けることとなり、人生観・仕事観を見直し「時間、場所に縛られずに自由に働く」ことを決意し産後1ヵ月で起業。

2017年秋にインスタグラムに出会い、目標達成やセルフブランディングを用いた独自の発信方法を編み出し「全ての女性は自分の力で自由になれる」をテーマにTOKYOインフルエンサーアカデミーを主宰。1ヵ月でインスタグラム1万フォロワーを超える生徒、メディアからのオファーやPR依頼が絶えない生徒など、人生を変えるインフルエンサーを多数輩出する。

 

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※本連載は、中島侑子氏の著書『誰でもゼロからフォロワー1万人超が実現できる!ビジネスInstagramの黄金律(ルール)』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋・再編集したものです。

誰でもゼロからフォロワー1万人超が実現できる!ビジネスInstagramの黄金律(ルール)

誰でもゼロからフォロワー1万人超が実現できる!ビジネスInstagramの黄金律(ルール)

中島 侑子

日本能率協会マネジメントセンター

伝えたい想い、素晴らしいサービスがあるのに届けたい人に届けるだけの発信力がない…。そう思っていませんか? 著者が主催するTOKYOインフルエンサーアカデミーでは個人個人が本当にやりたいことは何なのか、叶えたい未来…

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