「自己紹介文」に盛り込むべき3つの項目
世界観を作っていく際に、投稿以外に確認していただきたいものがあります。それは、プロフィールです。プロフィールが整っていないと、フィードを見ずに離脱してしまう可能性もあります。
ここでは、プロフィール文を作るポイントを3つ紹介します。
【ポイント①】どんな発信をしているか
まず何より大切なのは、どんな投稿をしているかですよね。自分の知りたい情報か、好きな世界観かといったことが重要になります。ターゲットに何を届けたいのか、どのような世界観が好まれるのか、研究しましょう。
【ポイント②】実績・強み
「お医者さんが言うのなら間違いない」「大学の教授がそう言うなら、それが正しいに違いない」。このように、人はなんらかの肩書きや実績(権威)を持つ人のことを信用しやすい性質を持っています。
ちなみに、専業主婦歴10年なども立派な実績です。料理のレシピや掃除のコツ、子育てのことを紹介する時に活きてきます。自分では一見「実績ではない」と思うようなことでも他者から見たら実績なのです。
【ポイント③】親しみやすさ
あなたが誰かのアカウントをフォローするとき、その理由はさまざまですよね。ですから、必ずしもタレントや著名人のような存在になることを目指していく必要はありません。
大切なのは「憧れを保ちつつも、共感できるポイントを入れていく」ということです。
たとえば、TOKYOインフルエンサーアカデミー(TIA)の受講生の佐藤久美さんは、創業50年の旅館の女将という実績がありながら、同時に「お酒弱いソムリエ」とも明かしています【図表】。
こうしたくすっと笑えるところや、突っ込みどころを盛り込むと、親近感や共感を持ちやすくなります。人となりが見える共感ポイントを入れると、親近感を抱いてもらいやすくなるのです。
<Point>
フォローされやすいプロフィールを作るうえでは、「信頼や憧れ」と「親近感と共感」のバランスを意識する。
「人」のあたたかみが感じられるプロフィール写真を選ぶ
前の項目では、フォローされやすいプロフィール文のポイントを紹介しましたが、フォローされやすい写真には4つの共通点があります。
【共通点①】できるだけ顔写真を使う
プロフィール写真を風景や花、動物などにしている方も多いかもしれませんが、フォロワー数を伸ばしたいと考えているならば顔写真にするのがおすすめです。
顔を出せない方は、横顔や後ろ姿でもいいので、とにかく「人」とわかる写真に変えましょう。横顔や後ろ姿もちょっと…という方は、似顔絵でも構いません。
インスタグラムはコミュニケーションツールですから、相手が実在する人であるというリアルさや親近感が重要なのです。
【共通点②】明るい写真を選ぶ
せっかく顔写真を使っても、暗いと効果が半減してしまいます。たとえ笑顔の写真であっても、全体的に暗い写真では、その人自身が暗いような印象を持たれてしまうので、プロフィール写真を選ぶ上での1つの基準にしてみてくださいね。
【共通点③】背景はスッキリと
人物が埋もれてしまわないよう、背景がごちゃごちゃしている写真は避けましょう。証明写真のような味気ない雰囲気になってしまうのもよくありませんが、人物が背景に溶け込んでしまっているのもあまりよくありません。雑多な場所で写真を撮る場合には、背景をぼかすなどの工夫をしてみてください。
【共通点④】フォロワーにどんな印象を持ってもらいたいか?
弁護士やコンサルタント、コーチ、経営者など、相手に安心感を与えたい場合には、プロのカメラマンに写真を撮ってもらうのもいいでしょう。
一方、程良く親近感や親しみやすさを残しておきたい方は、あまりにもキラキラした写真だと遠い存在に感じさせてしまいますよね。フォロワーにどのような印象を持ってもらいたいか、一度考えてみてくださいね。
<Point>
コミュニケーションツールであるインスタグラムでは、できるだけ「人」を感じさせるために顔写真を使うのがおすすめ。フォロワーからどのような人に見られたいか、考えてみよう。
中島 侑子
TOKYOインフルエンサーアカデミー主宰
医師、ミセスグランドユニバース 2019 アジア代表
1982年、東京都生まれ。16歳の時に母親がくも膜下出血を発症、何もできなかった無力な自分が悔しくて医者になることを決意、国立医学部に現役合格。研修医を終えた26歳から3年間バックパッカーとして1人で世界を周遊。ネパールの無医村やケニアのスラム街での医療巡回など、各国で医療ボランティアをしながら研鑽を積む。その時の「人を救いたい」という思いがきっかけとなり、救急救命医に。
その後、妊娠中に自身が緊急手術を受けることとなり、人生観・仕事観を見直し「時間、場所に縛られずに自由に働く」ことを決意し産後1ヵ月で起業。
2017年秋にインスタグラムに出会い、目標達成やセルフブランディングを用いた独自の発信方法を編み出し「全ての女性は自分の力で自由になれる」をテーマにTOKYOインフルエンサーアカデミーを主宰。1ヵ月でインスタグラム1万フォロワーを超える生徒、メディアからのオファーやPR依頼が絶えない生徒など、人生を変えるインフルエンサーを多数輩出する。
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