取るべきリスクを把握しているか?
底値圏にある低位株に素早くエントリーし、天井近くで売り抜けてしっかりと収益を得ることができる人も存在します。両者を分ける違いとは何なのでしょうか?
それは、「取るべきリスクを把握している否か」にかかっています。自分が取るべきリスクを把握していない人は、どのくらい損をするのかが分からないという恐怖心から、せっかくの「安く買って高く売る」チャンスをつかむことができないのです。
エントリーする時点で最大の損失額を把握し、なおかつそのリスクに対する備えができていれば、エントリーに失敗したときに被る損失を無闇に怖がることはなくなるはずです。
勝っているのは「リスク管理」が万全な人たち
投資にはリスクが付きものであり、失敗すればそのリスクは損失となって表面化します。しかし、リスクを取らなければリターンは得られません。エントリーする前にリスクを限定しながらも、取るべきリスクは積極的に受け入れることで、低位株の高い変動率を収益に変えることができるのです。
底値圏で素早くエントリーし、天井近くで売り抜けている人は、こうしたリスク管理が万全な人たちなのです。
こうした「リスク管理」をしっかり行い、「利益確定」をこまめに行うことが、低位株投資における「マネーマネジメント」です。