(※写真はイメージです/PIXTA)

厚生労働省「国民生活生活基礎調査」によると、在宅介護のうち介護をする側と受ける側がお互いに65歳以上の「老々介護」は約6割にものぼるそうです(2019年時点)。超高齢化社会の日本で今後ますますの増加が想定される老々介護の「限界」について、みていきましょう。※本記事内の情報は、2021年4月時点のデータに基づいています。

献身的に介護を続けた父だったが…病状が悪化

週3回の人工透析が始まった

父はその後ひとり暮らしをつづけているが、2年前に腎臓病が悪化。緊急入院を経て、現在は週3回、1回5時間の人工透析を受けている。

 

長時間の透析によって父の生活はガラリと変わり、体力的・精神的・時間的な余裕を失った。現在は週2回の訪問介護、週1回の訪問看護、そして配食サ—ビスを依頼。

 

私は早期退職し、毎月1週間程度帰省して父のサポートをしている。東京にいるときには、父の希望を聞いてネットスーパーやネット通販で必要なものを発注することも多い。

 

自治体にはいろんなサービスがあるが、本人の状況に合うサービスが受けられるかはわからない。多くの情報を得ることも大切だが、その情報と親をつなぐための時間も必要だとつくづく思う。

 

 

上大岡トメ

イラストレーター

 

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※本連載は、上大岡トメ氏による著書『マンガで解決 親の介護とお金が不安です』(主婦の友社)より一部を抜粋・再編集したものです。

マンガで解決 親の介護とお金が不安です

マンガで解決 親の介護とお金が不安です

著者:上大岡 トメ
監修:黒田 尚子

主婦の友社

ベストセラー『スッキリ』『キッパリ』を生んだ漫画家上大岡トメ氏が、超高齢社会&介護未体験ゾーンに突入! いま、なにをするべきなの? 上大岡氏の「親の介護とお金」の疑問を、介護問題にも詳しいファイナンシャルプラ…

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