暴落時に買うべき銘柄
渡部 ちなみにそういう時は、どういう銘柄を買うのですか? なんかコツがあるんですか? 生活必需品だとか、いわゆるグローバルで有名なのとか……。
澤上 そこが大事なんよ。その時も当然のように、またそのあともずっと検証してきたんよ。暴落の時ってね、本当に価値観が狂っている。だっていろいろ暴落の理由があり、当然の結果として下がっているわけよ。「これまで言われてきた将来=夢物語」が吹っ飛んじゃっている。それで、みんなが右往左往しているわけだ。
そんな時にいくらマーケットを見ていても、何もわからない。でも、世の中を見まわすと、人々の生活は続いているし、その人たちの生活は何も変わっていない。インフレが来ようが何しようが、生きているんだから。
となると、普通の人たちの生活を支える企業活動、つまり、当たり前のビジネス、商売、このあたりは安心して買えるわけよ。
だって、そうじゃない? そんな時に業績見てもわかんない。すべてがマイナス成長になっているわけだから。だけど、「普通の人が必要とするビジネスは、マイナス成長になっても潰れっこないよな。買っときゃいいだろう。安いんだから」。もう、そんなもんよ。数字はみんな悪いんだから。ふふ。意外に当たり前の会社がいいのよ。
なおかつ、最近のぽっと出の会社は怖い。これまで大暴落という経験をしたことがないからね。とりわけ、今回のインフレは、若い会社で、ゼロ金利でのし上がってきた会社がいっぱいあるじゃない? これらは金利が上がってきただけでも無理。吹っ飛ぶだろうね。だからある程度、歴史がある会社のほうが安心できる。当たり前の会社が強い。
澤上 篤人
公益財団法人 お金をまわそう基金
代表理事
渡部 清二
複眼経済塾
代表取締役塾長
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