活況の不動産マーケット。一方で、人口減少により、勝ち・負けがはっきりしてくるといわれています。今後「勝てる街」とは? 人口などのデータをもとに考えていきます。今回焦点を当てるのは「朝霞」。

あなたにオススメのセミナー

    ファミリー層に人気の「朝霞」

     

    「朝霞」は埼玉県朝霞市南部の東武東上線停車駅。準急を利用すれば池袋まで16分と都心へのアクセスは良好です。鉄道の利便性に加え、東京外環自動車道「和光北インターチェンジ」へも朝霞駅から車で10分。外環自動車道からは東北自動車道経由で栃木県や福島県へ、また常磐自動車道経由で千葉県、茨城県へもアクセスが容易です。

     

    駅から徒歩12分のところには、3ヘクタールもの広大な敷地を誇る公園「朝霞の森」が広がり、休日は家族連れで賑わいます。

     

    この「朝霞の森」で開催される夏祭り「彩夏祭」や、地元商店街の活性化を目的とする「朝霞ストリートテラス」などのイベントには、毎回、市外・県外からも多くの来場者が詰めかけます。ちなみに、23年の「彩夏祭」ではコロナ禍で20年から休止していた大花火大会が復活予定。1万発の花火が朝霞の夜空を彩ります。

     

    16年度に策定された「第5次朝霞市総合計画」では”子育てがしやすいまち”を政策の大きな柱に掲げており、翌17年度には、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行うために、「子育て世代包括支援センター」を開所。公園等のレジャー施設や行政による子育て支援が充実していることから、ファミリー層にとっては暮らしやすい環境といえます。

     

    また、23年3月に行われた鉄道の大規模ダイヤ改正により、朝霞駅は東武東上線の急行停車駅となりました。地元飲食店17店舗で運営する任意団体「朝霞 食いち」は、「急行停まりますよ!イベント」を企画。同イベントは残念ながら雨天中止となりましたが、街はついに朝霞が急行停車駅となったことを大いに祝福しました。

     

    夏祭りなどの催しものを通じた地域のつながりが強く感じられ、また子育て環境が充実している朝霞。急行停車駅となったことで、一層注目を集めており、都心に通勤する現役世代を中心に、人口・世帯数の増加が続いています。

     

    注目のセミナー情報

    【資産運用】5月8日(水)開催
    米国株式投資に新たな選択肢
    知られざる有望企業の発掘機会が多数存在
    「USマイクロキャップ株式ファンド」の魅力

     

    【国内不動産】5月16日(木)開催
    東京23区×新築×RC造のデザイナーズマンションで
    〈5.5%超の利回り・1億円超の売却益〉を実現
    物件開発のプロが伝授する「土地選び」の極意

    次ページ子育て世代に人気の「朝霞」…2040年にはどうなっている?

    人気記事ランキング

    • デイリー
    • 週間
    • 月間

    メルマガ会員登録者の
    ご案内

    メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

    メルマガ登録