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過去20年間で人口およそ3割増…2040年にはどうなっている?
まずは2022年の国勢調査から、朝霞の住民の特性をみていきます。
22年1月現在の朝霞市の人口は14万3,585人。男性72,313人、女性71,272人、世帯数は68,326。図1で2000年から2020年までの世帯数・総人口の推移をみてみると、20年間で総人口は27.3%、世帯数も25.8%増えていることが分かります。
持ち家率も年々高まっており、20年は55.3%になりました。都心へのアクセスの良さから、朝霞への定住を選択する現役世代が多いことがうかがえます。
次に直近の不動産取引についてみていきましょう。朝霞駅徒歩20分圏内の中古マンション取引をみると、平均取引価格は2,985万円(平均平米単価は64万円弱)となっており、隣接する東京都練馬区(3,201万円)と比べても割安な水準といえそうです(図2)。
では、朝霞駅周辺エリアの今後はどうでしょう。2015年~2040年の人口増減率をメッシュ分析でみてみます。緑系は0~10%の人口増加、青系は人口減少を表しますが、朝霞駅周辺は駅の東西で明暗が分かれました。
人口増加が見込まれる南口(画像左)側では現在、全300戸超の大型マンション「シャリエ朝霞グランフィールド」が建設中。問い合わせは2,000件を超えているようで、ファミリー層の需要の高さがうかがえます(図3)。
池袋まで最短16分という都心への良好なアクセスや、行政による子育て支援の充実などを背景に、現役世代の流入が続く朝霞。「暮らしやすさ」が評価され、持ち家率は55%を超える水準に達しています。居住期間が長い傾向にあるファミリー層のさらなる流入が見込まれるこのエリアの資産価値は、長期的にも安定して推移するものと予想されます。
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