(※写真はイメージです/PIXTA)

貴重なお金を守り増やすためには、1円も無駄にしたくないものです。民間の生命保険について、FPの頼藤太希氏と高山一恵氏は、社会保障制度でかなりの部分を補えるので必要最低限の「掛け捨て」の保険でもよいと主張します。ただし、それでもなお、多くの人が加入を検討すべき保険があるといいます。どんな保険でしょうか。両氏が著書『1日1分読むだけで身につくお金大全100 改訂版』(自由国民社)より解説します。

生命保険に入ったほうがよい場合は?

ライフステージにかかわらず、多くの人が加入を検討すべき保険があります。

 

それは、「がん保険」です。

 

がんは今でも日本人の死因の第1位の病気です。しかし、医療の進歩によって、徐々にですが、がんは治る病気になりつつあります。実際、手術が必要なケースでも、入院の日数が短くなっています。

 

しかし、手術や入院は短くても、その後の通院や治療には数か月から数年かかることもあります。その間働けないとなると、貯蓄だけでは心許ないでしょう。

 

また、自由診療や先進医療の中にも、がんに効果があるとされる治療がありますが、費用は全額自己負担ですから、相応にお金がかかってしまいます。

 

がん保険の多くは、加入すると、がんと診断された場合に診断一時金を受け取れます。診断一時金は用途が限定されていないことが多いため、生活費に充てることもできます。

 

また、通院時の治療費や生活費をカバーできる保険や、医療機関等にいつでも心配事を相談できるセカンドオピニオンサービスなどもあります。

がん保険への加入はおすすめ

[図表1]がんの治療の流れ(一般的なイメージ)

 

◆がん保険の例:A生命のがん保険

がん保険は保険会社ごとに補償内容が様々ですが、一例として、A生命の商品を挙げておきます。

 

A生命のがん保険は、毎月の治療費に備える「がん治療給付型」と、がん診断時にまとまったお金をもらえる「がん診断給付型」から選ぶことができます。なお、この両者を組み合わせることもできます。

 

契約から保障開始までの3ヵ月間は保険料が発生しないうえ、非喫煙者は保険料が割安になります。

 

■主な条件

  • がん治療給付金1か月10万円(通算120か月限度※1
  • 自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金

  1か月20万円(通算12か月限度)

  • 自由診療乳房再建給付金10万円
  • 保険料払込期間 終身
  • 非喫煙者割引(1年以上非喫煙なら割引)
  • がん保険料免除特約
  • がん診断給付特約(100万円※2

※1:手術・放射線治療・入院のがん治療給付金は無制限

※2:がん治療給付型でも特約をつければ一時金の給付が受けられる

 

■月払保険料

・男性:30歳/2,720円 40歳/4,090円 50歳/6,520円

・女性:30歳/3,530円 40歳/4,580円 50歳/5,140円

 

■チェック

がん保険への加入はおすすめします。健康保険の適用外の自由診療・先進医療を受けたり、病院に通うことで、不足するであろう生活費をカバーしてくれます。

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1日1分読むだけで身につくお金大全100 改訂版

1日1分読むだけで身につくお金大全100 改訂版

頼藤 太希・高山 一恵

自由国民社

NISAの改正対応! 著書累計100万部突破の著者が教える、お金にまつわる教養が盛りだくさん! 貯め方、増やし方、節約の仕方をわかりやすく解説します。 さらによく相談を受けるお金にまつわるQ&Aを加えてバージョンアップ。…

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