(※写真はイメージです/PIXTA)

2021年に自社が世界販売台数ナンバーワンのEVメーカーとなった「テスラ」。そのブランド戦略の独自性に注目が集まっています。なかでも「広告費ゼロ」は有名な話ですが、これには単なるコスト削減のためだけでは狙いがあると、株式会社YRKの髙橋昭之氏はいいます。一体どのような狙いでしょうか? みていきます。

テスラの業績

テスラは2003年創業ですが、2019年まではずっと赤字で、2020年に初の通期黒字を達成しています。先のミッションは創業から掲げられており、これを一切ブレずに追求し続け、ここ数年でようやく実を結び、さらにとんでもないスピードで業績を伸ばし続けています。

日本企業がテスラから学べること

ここまで簡単にテスラの事例を紹介してきました。ここからみえてきたことは、以下のように、書くだけなら至ってシンプルな構造です。

 

多くの方が共感できるミッションを掲げ、それをなにがなんでも遂行する鉄の意志を持って取り組むと、そこにお金(売上/資本)が集まる

 

そもそも会社やブランドって「なんのために」あるんだっけ? と思うと、それはやはり、「目指す社会の実現(=ミッション)」にほかならないと思います。商品やサービスは、その手段に過ぎません。

 

出所:YRK and 事業変革のヒントが見つかる Re/BRANDING magazineコラム
[図表3]ブランドミッション
出所:YRK and 事業変革のヒントが見つかる Re/BRANDING magazineコラム

 

 

髙橋 昭之

株式会社 YRK and

BCU(Brand Creative Unit)

クリエイティブテクノロジスト

 

 

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