古文
(1)古文単語はふざけて覚えよう
まず、単語が分からないと文章も読めないわけですから、「古文単語」の暗記が必要となるわけですが、そもそも古文単語は現代では使われていない昔の言葉であるため、無理に覚えようとすると行き詰まってしまうことも当然あります。
そこで、「ふざけて覚える」という方法をおすすめします。
たとえば、「つらい」という意味の「憂し(うし)」という単語の場合、「憂し(牛)はつらい」とふざけて覚えるなど、遊び心のある覚え方を取り入れることです。
このような工夫は、「ゴロで覚える」系の古文単語帳に書かれており、すでに知っているという方も多いかと思います。古文だけに限らず、英単語や暗記科目の内容などもすべて、時にはこのようにふざけて楽しく覚えるという工夫が非常に効果的になることがあります。勉強だからといって生真面目にこなそうとするのではなく、臨機応変に自分なりのユーモアを交えて覚えていきましょう。
(2)要領よく授業の予習をしよう
次に、予習や授業の中で行う「現代語訳」や「品詞分解」、「文章問題」についてですが、特に予習は自分の力だけで進めようとすると、どうしても分からない内容に出合ってしまうことがあります。そこで、最もおすすめなのが、インターネットの「マナペディア」というサイトです。「マナペディア」とは、中学校・高校で学ぶ教育内容を共有するサイトです。いわば、学びのためのウィキペディアみたいなサイトです。
そもそも「ウィキペディア」に書かれていることは、見知らぬ誰かが勝手に書き込んだ情報のため、大学のレポート課題などではそこに書かれていることを引用して使うことは禁止されています。
一方で、「マナペディア」に書かれていることは、見知らぬ他者が書き込んだ情報とはいえ、予習の段階で使用することはまったく問題がありません。むしろ知らずに使わないほうがもったいないです。仮に、すべてをそのまま利用しなくとも、部分的に参考にするのも良いです。
僕は何度も「マナペディア」を活用してきましたが、内容について間違っていたことはほとんどありません。結局のところは、授業の時に本当の答えを確認することができますから、先生の指導に従いつつ、もし内容が違っても修正すればいいだけです。使うべきものは惜しみなく貪欲に使っていきましょう。
また、これは「古文」だけでなく「現代文」や「漢文」も含め、他の科目でも使えることがあります。特に国語の予習の時には絶対使った方がいいです。最高の時短になります。ぜひ一度試しに勉強に活用してみてください。
(3)脚注の問題を解いておこう
これは現代文と同じです。
脚注の問題、もしくは先生が授業で出題してきた問題などはテストでも出題されることが多いです。ここでも「マナペディア」やネット知識が役に立つことがあります。一度調べて、自分の解答と比較する、もしくは、先生に直接質問にいくのもありかと思います。