小さな達成感を得る
怒りに振り回されず、一日を機嫌よく過ごすには、日々の小さな習慣が役に立ちます。
ある本に、「気分よく過ごすには、朝起きてベッドを整えること」と書いてありました。一日のスタートに小さな達成感を得ることが、その日を充実させる呼び水になるのだそうです。それを知ってから、わたしもベッドを整えることを習慣にするようにしています。
お風呂で気持ちをリセットするのもいいですね。お気に入りの入浴剤を入れて、湯船につかりながら目を閉じます。
余計なことを考えずに「いま、ここ」を感じて集中するのです。
気持ちがあちこち飛んでしまうときには、ゆったり深呼吸をしましょう。そして、眠りにつく前には「今日もいい一日でした。ありがとうございます」と感謝の気持ちをつぶやくのもおすすめです。
自分の機嫌を自分で整えるコツは、それほど難しいことではありません。機嫌よく過ごすために、負担にならない習慣を身につけましょう。きっと、心が整いやすくなりますよ。
今日一日を穏やかに過ごすと宣言する
怒りやイライラを感じることもなく、一日穏やかに過ごせたら、どんなにいいでしょうか。問題がすべて解決して、晴れやかになったところを想像し、穏やかな表情や態度、言葉づかいを意識して振る舞ってみてください。
穏やかに振る舞ったとき、まわりはどんな反応をするか、どう変わるのか、観察してみましょう。自分が変われば、相手の反応や相手との関わり方が変わります。それを実感するのです。
まずは、24時間穏やかに振る舞うと決めましょう。人への接し方も変えてみます。かける言葉も意識して変えるのです。
そうやって実際に、最高の一日を演じることで、現実が変わることを実感できるでしょう。周囲の人との関係がよくなり、丸一日怒らないで過ごすことの気持ちよさを感じられるはずです。
誰でもすぐにできるので、ぜひ実践して習慣にしてみてくださいね。きっと効果を実感できますよ。
15分間昼寝をする
昼寝が身体にいいことは、さまざまな研究からも実証されています。
13時〜16時までの間に、15分間昼寝をすると効果的です。脳がリフレッシュして、活動しやすくなるからです。パワーナップは、15分程度の短い仮眠のことをあらわし、睡眠の効果を最大化すると言われています。
普段、わたしたちは思っている以上に脳を使っています。日々たくさんの情報に触れ、処理している間に、知らないうちにストレスをためて、イライラしてしまいがちです。
それを解消してくれるのが昼寝です。昼寝によって集中力向上、ストレス軽減、記憶力アップという効果が見込めます。
実際に、デスクで寝る前にカフェイン入りのコーヒーを飲む人もいます。
コーヒーを飲むと、カフェインが身体のなかをめぐって、約15分後に効果が出てくるので、ちょうどいいタイミングで目が覚めやすくなるのです。ぜひ、昼寝を効果的に取り入れる習慣を身につけて、一日を健康的に活用していきましょう。