(※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

主要な資産の利回り比較(2023年2月)

■債券市場では、米雇用統計をはじめ市場予想を上回る米経済指標の発表が相次いだため、堅調な景気とインフレの高止まりを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化するとの見方が強まったことから、米10年国債利回り(長期金利)が大きく上昇しました。FRBによる利上げ長期化観測を受けて、欧州中央銀行(ECB)の利上げも長期化するとの見方が強まり、欧州の長期金利も大幅に上昇しました。また、新興国の国債利回りや社債利回りも上昇しました。一方、日本の長期金利は日銀の許容レンジ上限近辺で推移し、概ね横ばいでした。

 

■株式市場では、FRBによる利上げ長期化観測や長期金利の上昇を嫌気し、米国市場などが下落したことから、配当利回りが上昇しました。

 

■リート市場では、FRBによる利上げ長期化観測の高まりで長期金利が大きく上昇したことを嫌気して、米国を中心に価格が下落したため、配当利回りが上昇しました。

 

代表的な債券利回り、リート・株式の配当利回り

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【主要な資産の利回り比較】FRBの利上げ長期化観測で各資産の利回りが“上昇”(マーケットのプロが解説)』を参照)。

 

三井住友DSアセットマネジメント株式会社

 

【ご注意】
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