今回は、幼児期の基礎教育には「実体験」が欠かせない理由を説明します。※本連載では、小学校受験で実績の高い名門幼児教室「こぐま会」の代表、久野泰可氏の著書、『子どもが賢くなる75の方法』の内容の中から一部を抜粋し、幼児期に大切な「基礎教育」の具体的な進め方などを紹介します。

「実物に働きかけること」が幼児の勉強の第一歩

幼児の教育に際して忘れてはいけないことに、「まずは体験させること」があります。先にも述べましたが、川のことは、実際に川で遊ばなければわかりませんし、動物の写真だけ見てもその動物をわかったことにはなりません。

 

幼児にとって世界は「見たことがないもの・触ったことのないもの」だらけです。ですから、幼児にとっての勉強の第一歩は実物を見ること・触れることを通して「実物に働きかけること」がとても大切です。

 

学習も同様です。「数」を学ばせるなら、実際におもちゃやおはじきなどを用意し、それを操作させながら、数の変化を捉えさせます。「言語」の学習も、実際に色々な人と話をすることが効果的です。

記憶に定着する「実体験を通して得た知識」

小学校の高学年にもなれば、ある程度の経験があるので、実際に見たり触れたりしなくても図鑑や教科書、参考書を見て知識を増やしていくことができます。しかし、まだ幼いうちは紙に書いてある情報が実物と結びつかないことがあるということを、大人は見落としがちです。

 

たとえば、ゾウと人間が一緒に写った写真を見れば「ゾウは人間より大きい」と覚えることができるかもしれません。しかし、ゾウの圧倒的な大きさは、実際に近くで見ない限り実感することはできません。

 

実体験を通して得た知識は、そのときの驚きや感動と共に忘れることなく、しっかりと定着します。それに対して紙や映像で見たものは、いつの間にか忘れてしまうものです。

 

大人が当たり前のことと見過ごしてしまうことも、幼児にとっては未知のものです。できるだけ多くのものと接し、触れたり話したりする体験を積むことが、幼児の知能を伸ばすことに大きな役割を果たすことを、忘れてはなりません。

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