今回は、幼児期に学ばせたい基礎教育の「5つの領域」について見ていきます。※本連載では、小学校受験で実績の高い名門幼児教室「こぐま会」の代表、久野泰可氏の著書、『子どもが賢くなる75の方法』の内容の中から一部を抜粋し、幼児期に大切な「基礎教育」の具体的な進め方などを紹介します。

小学校から始まる「教科学習」を支える土台作り

幼児期、子どもに必要なのは「知識」を詰め込み、テストでいい点数がとれるようになることではありません。

 

必要なのは、ものの見方をしっかり身につけ、小学校に入ってから始まる「教科学習」を支える土台を作ることです。

 

そのために必要な基礎教育として私は、「未測量(みそくりょう)」「位置表象(いちひょうしょう)」「数」「図形」「言語」の5つを考えました。これを「5領域(ごりょういき)」と呼んでいます。それぞれを簡単に説明しましょう。

「5つの領域」をバランスよく学ぶ

未測量 ・・・「大きさ・多さ・長さ・重さ」などの「量」を土台にして数概念を学びます。幼児は㎝、gなど「単位」を理解するのが難しいため、生活の中で身近な「量」を使ってそれぞれを比べたり、大きい順に並べたりすることを通して、数概念の基礎を作ります。

 

位置表象 ・・・「上下・前後・左右」といった位置関係をとらえ、表現できるよう
にします。同時に、自分とは異なる場所・方向からのものの見え方を学習します。

 

・・・「ものを正しく数える」ことから始め、数を比べたり等分したりなど、
生活の中でよく行っていることを通して四則演算の基礎を身につけます。

 

図形 ・・・身近なものを通して基本的な図形の特徴をとらえ、形の見比べ、正確
に描く練習、構成・分割を通して図形感覚を養います。

 

言語 ・・・人の話や絵本、紙芝居を正確に聞きとる力を養い、「読む・書く」の
前提として「聞く・話す」力をつけ、言葉遊びを通して将来の言語学習の基礎を
作ります。

 

5つの領域をバランスよく、子どもの発達段階に応じてステップを踏みながら
学んでいくことが、子どもの力を最大限に伸ばしていきます。

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