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銀行の融資判断の基準になる「自社の格付け」を上げる方法

今回は、銀行の融資判断の基準になる「自社の格付け」を上げる方法を見ていきます。 ※本連載は、株式会社ビーワンフードの代表取締役で、公認会計士・税理士の廣瀬好伸氏の著書、『1店舗から多店舗展開 飲食店経営成功バイブル』(合同フォレスト)の中から一部を抜粋し、飲食店経営に欠かせない「銀行からの資金調達」について解説します。

銀行に提出した決算書の内容で決まる「格付け」

さて、銀行の審査で決められる格付けですが、一体何を基準に振り分けられているのでしょうか。

 

銀行の格付けは、基本的に決算書の内容で振り分けられます。銀行に融資の申請をするときには、大抵3期分の決算書を一緒に提出しますが、銀行ではこの決算書の数字を格付けする“システム”に入力し、みなさんの店舗や会社を分析していきます。そして、銀行ごとに評価項目に多少の違いはありますが、最終的におおよそ12段階のランクに振り分けられるのです。

 

つまり、決算書の内容が格付けに色濃く反映されるということです。経営者のみなさんには、このことをよく肝に銘じておいていただきたいと思います。

金融庁が基本方針を定めている銀行の格付けルール

銀行で融資の審査をする際、判断基準となる12段階の格付け。基本的には決算書をもとに格付けが決められますが、では、その格付け自体はどのようなルールで決められているのでしょうか? 実は、格付けのルールづくりの拠り所になっているものがあるのです。

 

銀行は金融庁の管轄下にあり、格付けルールなどの基本方針は金融庁が定めています。そのため、銀行によって多少の違いはあるものの、基本的にはどの銀行も同じような格付けルールになっているのです。

 

格付けルールの基本方針の一部が「金融検査マニュアル」というもので公開されていますので、さらに詳しく知りたい人はぜひWEBで検索してみてください。

 

具体的な事例もたくさん載っていますから、たとえば自社の経営状況が苦しいという場合にも、似たような事例を探し出し、対策を考えるヒントにできるかもしれません。

株式会社ビーワンフード 代表取締役
公認会計士・税理士 

兵庫県姫路市生まれ。
京都大学在学中に公認会計士試験に合格し、あずさ監査法人に入社。主に銀行の監査に従事し、銀行の融資ルールを実地で学ぶ。
その後起業し、その経験・ノウハウと公認会計士・税理士というノウハウで、飲食業に特化した「お金の専門家」として飲食店の成長をお金の面から支える株式会社ビーワンフードとベンチャー企業・中小企業の成長を税務面から支える「財務に強い」税理士法人ミライト・パートナーズを経営。
自らも飲食店を経営した経験があり、現場目線でのわかりやすい解説にも定評がある。
また、飲食店経営者・店長向けに「資金調達力アップ」「銀行融資のルール」「店長の数字力アップ」などのセミナー・研修を多く実施している。

著者紹介

連載飲食店の多店舗経営を成功させる資金調達のノウハウ

本連載は、2015年11月20日刊行の書籍『1店舗から多店舗展開 飲食店経営成功バイブル』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

 

1店舗から多店舗展開  飲食店経営成功バイブル

1店舗から多店舗展開  飲食店経営成功バイブル

廣瀬 好伸

合同フォレスト

10年後まで生き残れる飲食店は、わずか1割!生き残るためには何が必要か。 ・いつも金策に走り回っている! ・売上はソコソコなのにお金が貯まらない! ・銀行の融資がなかなか通らない! こんな飲食店経営者に、財務と税務の…

 

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