患者本人・家族の感想
Aさん本人は住み慣れた自宅で生活できることに満足している、ということです。病院と違って自分のペースで暮らせるのがいいと、私たちや介護のスタッフにもよく話をしてくれます。
Aさんは独身で子どももなく、頼れる家族は遠方に住む弟さん一人です。弟さんはなかなか通院の付き添いなども難しいということでしたが、在宅で眼科の診療もできるようになり、付き添いの負担が減ったと喜んでいます。
主治医の解説
Aさんは80代後半になりましたが、現在も自宅で生活をしています。血圧や血糖の管理も必要ですが、朝晩の食事の準備や服薬見守りは訪問介護のスタッフが行うことで、無理のない生活リズムができています。
頸椎症の影響で歩行の不安定さが少し残っているため、転倒に注意することが一番のポイントです。在宅医療開始時に介護保険で玄関やトイレに手すりを設置して転倒対策を行い、入浴は週2回、デイサービスの施設で入るようにしています。
大城 堅一
医療法人社団星の砂 理事長
ねりま西クリニック 院長
《最新のDX動向・人気記事・セミナー情報をお届け!》
≫≫≫DXナビ メルマガ登録はこちら