情報発信に役立つツールと活用方法
では、情報発信にはどのような方法があるのでしょうか。情報発信のツールは年々進化し、種類も増え続けています。
中でももっとも重要なツールが「ブログ」です。
ブログの重要性については次の項目で詳しく述べますが、ブログは「個人の情報発信の母艦」になるものです。企業は「公式ホームページ」を持って活動しているところが多いですが、個人の場合ブログがホームページと合体した形が理想です。
ホームページを別に持っても構わないのですが、更新されないホームページを持つよりは、日々情報がアップデートされるブログに情報を集約する方が読者=お客様にとっても便利で、あなたの最新情報を見つけてもらえやすくなります。
ブログの次に重要なのが「メルマガ」と「LINE公式」ですが、この2つは情報発信が軌道に乗ってからスタートするのが得策です。なぜかと言うと、発信を始めたばかりで知名度が低いと、メルマガやLINE公式に登録してもらえないからです。
ブログはGoogle等の検索エンジンからも人が流入する仕組みのため、不特定多数が読者になりますが、メルマガやLINE公式は「あなたから情報を得たい」と感じた人しか登録しません。読者が極端に少ない状態で日々メルマガやLINE公式を配信し続けるのは非効率ですし、継続するモチベーションも続きにくくなります。
ブログやSNSでの情報発信が軌道に乗り、一定数の読者が得られてからメルマガやLINE公式をスタートすると良いでしょう。
いきなりは難易度が高いと思いますが、動画の配信にもぜひチャレンジしてほしいです。動画配信で一番有名なのはYouTubeです。YouTubeはGoogleが運営しているため、検索に強く、実はストック型メディアです。
20代を中心に若い世代はものを調べるときにGoogleは使わず、最初からYouTubeで検索をする人が多くなっています。また、Googleで検索をするときも、YouTubeの動画が上位に表示されるなど、YouTubeは優遇されています。
YouTubeでしか検索をしない人にとって、YouTube動画を配信していない人は「存在していない」ことになります。
SNSも積極的に使っていく必要があります。
どのSNSを使えば良いのか、とよく質問されますが、私は「全部」と答えます。それぞれのSNSごとに、ユーザーの属性が異なるからです。
Twitterが好きな人はTwitterを見続けていますし、InstagramのヘビーユーザーはInstagramに常駐しています。特定のSNSをやらないということは、そのSNSに常駐している人たちにリーチできない、知ってもらえないことを意味します。
私は独立・起業する人にとっての情報発信は「全部戦略」でいくべきと考えています。