
試験、面接、プレゼンの発表など、大事なときに限って緊張して、実力を発揮できなかった、失敗してしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。どう対処すればいいのでしょうか。記憶力日本選手権大会6回の最多優勝者の池田義博氏が著書『世界記憶力選手権グランドマスターの驚くほど簡単な記憶法』(日本能率協会マネジメントセンター)で解説します。
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仕事中に簡単にできる疲労回復法
■仕事に役立つQ&A
Q1:相手に伝わりやすく話す方法が知りたいです
A1:これは反対の立場、つまり、聞き手の立場になって考えるとわかりやすいと思います。わかりやすい話し方をする人の話は、聞きながら勝手にイメージが頭の中に浮かぶのではないでしょうか。
要するに、聞き手の頭の中にイメージを浮かばせられるように話せばいいということになります。では、そのためにはどうするかは簡単です。話し手も頭の中にイメージを浮かべながら話せばいいのです。イメージを基に話すことで、相手も理解しやすく、しかも、説得力も増すのです。本書のテーマでもあるイメージ力は、話し方にも役に立ちます。
Q2:明日までに企画書を作る必要があるのですが、アイデアが浮かびません
A2: コンセプトマップを使うのも1つの手です。特に、水平方向のコンセプトマップはアイデア発想のためのツールとしても利用価値があります。
まずは、連想を使って発想を広げて思考を発散させます。そして、出てきたワードをグルーピングすることによって思考を収束させることで、アイデアの核となるキーワードを抽出することができます。
Q3:仕事中に簡単にできる疲労回復法を教えてください
A3:長くデスクワークをしていると、疲労を感じることがあります。何となく頭が疲れたように思いますが、それは勘違いです。脳が疲れることはありません。
疲労感は主に目から来るものです。目の疲労は他の体の部位に広がっていくので、脳の疲労だと思うのでしょう。疲労回復法としては、両目を閉じたとき、それぞれ目頭の内側のやや上側に、くぼんだ部分があります。「睛明(せいめい)」という疲労回復に役立つツボです。
睛明を両手のそれぞれの親指で約1分間押し上げるようにすると、だいぶ楽になります。また最近では、目を温めるアイマスクのような商品があります。まぶたの上から40℃程度の温度で温めるのも効果的です。