仕事中に簡単にできる疲労回復法
■仕事に役立つQ&A
Q1:相手に伝わりやすく話す方法が知りたいです
A1:これは反対の立場、つまり、聞き手の立場になって考えるとわかりやすいと思います。わかりやすい話し方をする人の話は、聞きながら勝手にイメージが頭の中に浮かぶのではないでしょうか。
要するに、聞き手の頭の中にイメージを浮かばせられるように話せばいいということになります。では、そのためにはどうするかは簡単です。話し手も頭の中にイメージを浮かべながら話せばいいのです。イメージを基に話すことで、相手も理解しやすく、しかも、説得力も増すのです。本書のテーマでもあるイメージ力は、話し方にも役に立ちます。
Q2:明日までに企画書を作る必要があるのですが、アイデアが浮かびません
A2: コンセプトマップを使うのも1つの手です。特に、水平方向のコンセプトマップはアイデア発想のためのツールとしても利用価値があります。
まずは、連想を使って発想を広げて思考を発散させます。そして、出てきたワードをグルーピングすることによって思考を収束させることで、アイデアの核となるキーワードを抽出することができます。
Q3:仕事中に簡単にできる疲労回復法を教えてください
A3:長くデスクワークをしていると、疲労を感じることがあります。何となく頭が疲れたように思いますが、それは勘違いです。脳が疲れることはありません。
疲労感は主に目から来るものです。目の疲労は他の体の部位に広がっていくので、脳の疲労だと思うのでしょう。疲労回復法としては、両目を閉じたとき、それぞれ目頭の内側のやや上側に、くぼんだ部分があります。「睛明(せいめい)」という疲労回復に役立つツボです。
睛明を両手のそれぞれの親指で約1分間押し上げるようにすると、だいぶ楽になります。また最近では、目を温めるアイマスクのような商品があります。まぶたの上から40℃程度の温度で温めるのも効果的です。