(※写真はイメージです/PIXTA)

日本では「資本主義の終わり」が叫ばれていますが、岸田総理が標榜した「新しい資本主義」は正しい指針なのでしょうか。脳科学者の茂木健一郎氏による提言です。

「新しい資本主義」とはなにか?

第100代という節目の総理大臣に選出された岸田文雄首相。「検討使」などとありがたくないあだ名を早速つけられてしまっていますが、彼は就任時、「新しい資本主義」というキーワードを基本方針に盛り込みました。

 

この「新しい資本主義」を実現するために岸田総理が目指しているのが、「成長と分配の好循環」「コロナ後の新しい社会の開拓」です。しかし、この2つのお題目は「新しい資本主義」を表現してはいません。

 

では、「新しい資本主義」とはなんなのか? そもそも、なぜいま、日本で「新しい資本主義」が求められているのか? 最終的にどうなれば日本の資本主義は完成するのか? これを妄想してみてください。

 

【モギシケン】社会への妄想力

Q.自民党の岸田文雄総裁が、第100代の総理大臣に選出され、「新しい資本主義」の実現を政権の基本方針に盛り込みました。では、私たちは具体的にどんな社会を目指すべきなのでしょうか。

 

<次から1つ選んでください>

成長と分配の好循環
コロナ後の新しい社会の再構築
社会貢献や利他性によって運営される社会

 

<茂木健一郎のワンポイント解説>

政治家じゃないんだから、そんなこと知らないよ! と思った方も多かったのではないでしょうか。しかし、イメージ力を高めるのが目的ですから、そういうときこそ、真剣に考えてみてほしいのです。

 

前提として、いま、日本では「資本主義の終わり」が既定路線かのように叫ばれています。日本はゆるやかに衰退している。経済成長を遂げ、GDP世界第2位の大国だった時代が特異なのであり、日本は本来の形、観光産業で細々と収入を得るほかの多くのアジアの国々と同じようなモデルに戻ってゆくのだという考え方です。

 

そんな時代背景を踏まえてか、19世紀を代表する経済学者のカール・マルクス(1813〜1883)の『資本論』などが読み直されています。

 

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    ※本連載は、茂木健一郎氏の書籍『「本当の頭のよさ」を磨く脳の使い方 いま必要な、4つの力を手に入れる思考実験「モギシケン」』(日本実業出版社)より一部を抜粋・再編集したものです。※本連載は、茂木健一郎氏の著書『「本当の頭のよさ」を磨く脳の使い方 いま必要な、4つの力を手に入れる思考実験「モギシケン」』(日本実業出版)から一部を抜粋し、幻冬舎ゴールドオンライン編集部が本文を一部改変しております。

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