(※写真はイメージです/PIXTA)

今の仕事に楽しさややりがいを感じられない人におすすめなのが「起業」することです。35歳で独立して「ひとり社長」となり、起業20年目にして年商1億円に迫る勢いの松尾昭仁氏が、著書『ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法』から、ひとりで起業して成功するための秘訣について解説します。

 

起業したら誰でもまずはコンサルタント

さて、ひとり社長とは、自分のノウハウを売り、人を成功に導く、つまり「コンサルタント」であるといいました。

 

それが、「仕入れなし」「資格なし」「オフィスなし」でできることを本項ではお話しします。

 

少し具体的に説明します。弊社のメイン事業は出版のコンサルティング業務です。その説明会を兼ねたセミナーはZoom で行うときと、セミナー会場で行うときがありますが、オンラインの環境が充実してきたため、ほぼオフラインでのセミナーとそん色なく、運営できています。Zoom だと録画もできるため、受講者が聞き漏らしても動画を再生すればよいので、利便性も高いです。

 

こうなるとオフィスすら必要ありません。

 

また、「資格」さえ、必ずしも必要ではありません。「実績」のほうがより重要です。

 

たしかに、「公認会計士」「税理士」などの資格があると有利になるかもしれません。しかし、数ある人のなかから選ばれるのは大変シビアなものです。様々な大手事務所などがありますから、案件の受注競争も大変です。

 

ですから、資格があるからといって、すぐに仕事を受注できる訳ではないのです。仕事のできる幅を広げることはできますが、資格があるから独立して食べていけるという訳ではありません。

 

仕事で「○○の資格を持っています。ぜひ○○の仕事をください」という話を聞いたこともありません。

 

実は、私もこれといった資格は持っていません。それよりも、ノウハウと肩書を開示し、目の前のお客様をしっかりと満足させてきたことで、それが実績となり、口コミが広がり、今にいたります。

 

資格よりも実績づくり。これが大事なのです。

 

私の知り合いのプログラマーも独立していますが、資格というよりも招かれたプロジェクトで実績をつくり、口コミで仕事が増えていったと言っていました。

 

本記事をご覧になっているあなたなら本業をしっかりとこなしているでしょう。

 

まず、目の前の仕事に没頭してみてはどうでしょうか?将来のお客様にコンサルをしているつもりでやってみましょう。

 

ひとり社長になってコンサルタントになることを思い描いたあなたの生き方は、今この瞬間から大きく変化していくでしょう。

 

私自身は「起業のコンサルタント」、「出版プロデューサー」、「ビジネス書作家」、「経営者」、「セミナー講師」です。愚直に仕事をして、結果を出していくことで、このように「肩書」が手に入ります。

 

 

松尾 昭仁

ネクストサービス株式会社

代表取締役

 

ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法

ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法

松尾 昭仁

自由国民社

ひとり社長になって、どのように稼いでいけばいいのか、 ひとりで事業を回し、年商をあげてきた著者が教えます。 年収が上がらないのはなぜか? いきなり会社を立ち上げるべきか? ひとり社長になった後どうやって稼げば…

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