誰もがいきなり起業して成功する「ネタ」を持っている!内なる宝の見つけ方

誰もがいきなり起業して成功する「ネタ」を持っている!内なる宝の見つけ方
(※写真はイメージです/PIXTA)

今の仕事に楽しさややりがいを感じられない人におすすめなのが「起業」することです。35歳で独立して「ひとり社長」となり、起業20年目にして年商1億円に迫る勢いの松尾昭仁氏が、著書『ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法』から、ひとりで起業して成功するための秘訣について解説します。

「ひとり社長」として売れる「コンテンツ」は誰もが持っている

「ひとり社長」とは、自分のノウハウを売り、人を成功に導く、つまり「コンサルタント」です。そして、コンサルタントとは「コンテンツを売る人」のことです。

 

ただ「コンテンツ=特別なノウハウ」を売ることだと考えている人は大変多いです。しかし、こう考えて下さい。

 

「コンテンツ=あなたが仕事で経験してきた経験や知識」

 

たとえば、私であれば、セミナー講師をやってきたノウハウです。

 

ただ、こう話すと「それは松尾先生が特別な存在であったからできたことなのではないですか?」と言われます。そんなことはないのですが、そのことを解説する前に、私の経歴を少しお話させて下さい。

 

まず、私は講師を育てるためのセミナーコンサルタントでした。そして、今は出版コンサルタント業を中心に活動しています。

 

独立当初はセミナー講師になるためのセミナーを開いて収入を得ていたのです。

 

私は講師になるノウハウをわずか1、2年で仕入れました。

 

「この先生のようになりたい!」と感じた講師のセミナーを受け、「どうすれば先生のようになれますか?」と聞き見様見真似でインプットしていきました。

 

そして、最初はノーギャラでしたが、壇上に立つ機会をいただき、そこから回数を重ねて、セミナー講師を育てるセミナーを開くようになったのです。ですから、コンテンツは1〜2年で作り上げた物だったのです。

 

このコンテンツは講師のスペシャリストから見たら、価値が少ないコンテンツかもしれませんが、ゼロベースから「セミナー講師になりたい」と思っている人からすると貴重な情報・ノウハウだったのです。

 

たとえば、「セミナーで受講者に提供する飲み物は何が良いか?」「セミナーを開催する時に流す音楽は何が良いか?」「質問タイムはいつ頃設定すれば良いか?」「どんなテーマが集客しやすいか?」こういったノウハウはこれからセミナー講師を目指す人にとっては貴重な情報なのです。

 

私はそれらを教えるためのコンテンツをつくりました。

 

あなたがもし、社会人経験が3年しかなくて、教える自信がないと感じているのなら、その考えを変えましょう。

 

次ページ人に教えられる自分の経験はなんでも「コンテンツ」になる
ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法

ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法

松尾 昭仁

自由国民社

ひとり社長になって、どのように稼いでいけばいいのか、 ひとりで事業を回し、年商をあげてきた著者が教えます。 年収が上がらないのはなぜか? いきなり会社を立ち上げるべきか? ひとり社長になった後どうやって稼げば…

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