株式投資、ソーシャルレンディングもおすすめ
株式投資
もっとも伝統的な投資方法である「株式投資」も、60代からの資産運用におすすめの方法です。
株式投資とは各企業が発行している株式を売買し、買付時と売却時の差額などで利益を得る投資方法となっています。
少額から気軽に投資が行える手法の1つで、大きな損失というリスクを避けつつ利益獲得を狙うことが可能です。
株式投資は株式を保有し続けることで配当金を得られるインカムゲインと、株価の変動に合わせて売買を行うことで得られるキャピタルゲインで利益を獲得できます。
普段は株式の保有によって得られる配当金で利益をあげ、株価の変動に合わせて売却を行って差額を獲得するといった2つの手法を実践することも可能です。
ソーシャルレンディング
60代から投資を行うときには、「ソーシャルレンディング」という投資方法もおすすめとなっています。
ソーシャルレンディングとは、お金を融資してほしい企業や人と、お金を融資して利息でお金を増やしたい投資家をマッチングするサービスのことです。
投資した金額に応じた分配金を得ることができ、多数の投資家からネットで資金を集めるその性質から、「融資型クラウドファンディング」とも呼ばれています。
ソーシャルレンディングは平均の利回りが3〜5%と高く、少額からの投資でも大きな利益をあげやすくなっています。融資された元本と利息を投資家に分配するため、不動産担保など保全性の高いファンドを選べば元本確保の確度も高くなります。
ファンドの運用期間も4ヵ月〜1年程度のものが多いため、短期間で契約を満了して利益を確定できるのが魅力です。
投資後はただ分配金を受け取るだけで特別な作業も必要ないため、投資に時間や手間がかからず投資初心者にもおすすめの投資法といえます。
まとめ…リスク許容度と相談して投資を始めよう
60代からでも、投資を始めることは決して遅くありません。投資を行うことで老後の資産を増やすことができれば、より豊かな生活を実現できるでしょう。
60代から投資を始めるのなら、ご自身の投資経験や知識、リスク許容度などを考慮してはじめるのがポイントです。上記で紹介した投資方法を参考に、自分に向いているスタイルをこの機会に探してみてはいかがでしょうか。
また、実際の投資にあたっては生活に影響が出る資金を使っての投資はリスクが大きすぎるため、必ず余剰資金の範囲で行うようにしてください。
株式会社バンカーズ
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】