(写真はイメージです/PIXTA)

退職が近づき、老後の資金繰りについて考えることが多い60代。多くの人が「年金だけでは不安」という思いを抱えるなか、「年齢を考慮した投資方法を知ることで、安定した収益を上げることが可能」と株式会社バンカーズはいいます。それはなぜか、また60代は具体的にどのような投資手法が向いているのか、みていきましょう。

NISA、iDeCo…60代におすすめの投資方法

60代から投資を始める際には、自身の年齢に合った投資方法を選択することがポイントです。投資方法によっては60代からのスタートには向かないものもあるため、結果的に損をする可能性もあるでしょう。

 

以下からは、60代におすすめの投資方法を紹介します。どのような投資方法があるのかを確認し、それぞれの特徴をチェックしてみてください。

 

NISA

60代から投資を始めるのなら、「NISA」投資がおすすめ手法の1つです。

 

NISAとは「少額投資非課税制度」のことを意味し、「NISA口座」のなかで購入した金融商品による利益が非課税になる制度となっています。

 

個人投資家向けの税制優遇制度であり、年に120万円の枠で株式や投資信託などの配当・譲渡益が非課税になるのが魅力です。非課税期間は最長5年間となっていて、いまのところ2014年~2023年までが投資可能期間として設定されています。

 

NISAには少額から投資できる「つみたてNISA」という種類もあり、こちらは長期投資や分散投資に向いている非課税制度です。

 

年間40万円までが非課税枠となり、長期・積立・分散投資に適している一部の投資信託だけに限定されます。非課税の期間は最長20年間で、2018年~2037年が現在のところ投資可能期間として設定されているのが特徴です。

 

iDeCo

60代から少額・積立投資をはじめるのなら、「iDeCo」もおすすめです。

 

iDeCoは「個人型確定拠出年金」とも呼ばれ、毎月の積立金額や運用スタイルを自分でコントロールできるのが特徴となっています。

 

iDeCoは60歳までが加入できる制度でしたが、2022年5月以降からは65歳が上限となるため、60代の投資方法としても考えられるようになりました。iDeCoでは最低5,000円からの少額投資が可能で、掛金は全額所得控除の対象として適用され、運用益も非課税の対象になるためお得です。

 

年金か一時金のいずれかの受け取り方法を選択できますが、その際にも年金の場合には公的年金等控除として、一時金の際には退職所得控除として適用されます。

 

個人年金保険

「個人年金保険」も、60代からの投資におすすめの方法です。

 

保険料を支払い続けることで、積立した分の利益を一定の年齢に達したときに年金として受け取れます。

 

個人年金保険には、最初から年金額が決まっている「定額個人年金保険」と、自身の運用実績に応じて受け取れる年金額が変動する「変額個人年金保険」があります。

 

定額個人年金保険は契約時の予定利率に合わせて金額が確定するため、安定した投資が可能です。

 

そのため契約時期の利率によっては、利益が少なくなる可能性もあります。変額個人年金保険は、実際に運用した実績によって年金支給額が変わるため、大きな利益を得ることに期待が可能です。

 

一方で運用が上手くいかなければ、逆に想定していた支給額を下回ることもあります。

 

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※本記事は、株式会社バンカーズ(Bankers)のコラム「Bankersノート」より抜粋・一部再編集したものです。

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